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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2016年4月8日金曜日

2016年4月8日金曜日9:00
こんにちは、Chocoです。
「主役はお母さんたち!!」
そんなイベント「ママたちのバザー&ワークショップ ママパラ(ママパラダイス)」の3回目が4月17日に女川町まちなか交流館で開催されます。
当日は、ワークショップやマッサージなど約20軒が出店します。
さらにステージでは、ピアノ演奏や癒しの音楽、ヨガレッスンなどが予定されています。
チラシを見るだけでも「行ってみたいなー」と思ってしまうほど、盛りだくさんな内容です。
このイベントを企画運営しているのは、「石巻圏内子育て応援サークル ママン・フルーリ」です。
団体代表の後藤和江さんは、仙台出身で女川町在住の2児のお母さんで、子育て真っ最中です。
そんな後藤さんはなぜ団体を立ち上げて活動しているか・・・
それは、自分も経験しているからこそ、より多くのお母さんたちが笑える場、くつろげる場、輝く場を提供して「応援し合いたい」という想いからでした。

後藤さんは震災前から町内の子育て支援サポーターとして活動していましたが、震災後さらに活動を活発にするために2014年7月には、自主的サークルのママン・フルーリを立ち上げました。
団体名をフランス語で直訳すると「花を飾ったママ」
「花の似合うママになりたい」という想いから名付けられました。
すてきな意味ですよね。
「団体の名前って、よく間違われるんですよ。フリールとか・・・」
笑いながら団体の活動を紹介してくれた後藤さんですが、団体への想いはとても熱いものでした。
「母親が元気にならないと、子どもがついてきません。
連れ出さなくなり、引きこもりになってしまうことを考えると、お母さんを元気にしなければならないと思いました」
だからこそ、親子一緒にやるイベントではなく、女性(母親)対象のイベントをやりたい・・・。
ママパラのベースはそこにありました。

「子育てに追われていると、自分のやりたいことも後回しにしたり、子どもがいるからと諦めている人も多い。
イベントをすることで、そこに来たママたちはその時間を満喫できて、自分の住む地域以外に友だちの輪が広がる・・・」
そう思った後藤さんは、今まで知り合った人たちに声を掛けて出展者を募ったそうです。


ママパラ第1回目がスタートしました。

実際に、今まで趣味でやっていたことが、イベントに参加したのがきっかけでインターネット上で販売を始めた人や出店したりする人、趣味を仕事にするために行動に移した人が増えたと言います。
その姿は、いきいきしていて、みなさんキラキラと輝いていました。
そう笑顔で話す後藤さん、
「お母さんが元気にする」
その想いが団体の活動の中でも響いています。

「ママの笑顔は家族の笑顔」
ママン・フルーリ 後藤和江さん

「ママン・フルーリ」
その名の通り、後藤さんはママたちが華になる場を作り続けています。
これからも後藤さんは、子育てをがんばる女性を応援し続けます。
女川町で初の開催となるママパラは、お母さんだけでなく、子どもからお年寄り間で楽しめる内容です。
ぜひ、ご家族一緒に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
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【ママパラ】
日時 4月17日(日)10:00〜14:00
場所 女川町まちなか交流館(女川町女川浜字大原1-36)
自分のオリジナルマスコットやジュエリー作りや手作り
そして、自分の身体をいたわってあげられるマッサージやセラピーなど。
ステージでは癒しの音楽演奏もされる、至れり尽くせりの1日になること間違いなし!!

(取材日 平成28年3月23日)