気温がどんどん上昇し、とうとう昨日(4月27日)は宮城県内でも夏日を観測しました。
青空が続くと気分も晴れやか!
お出掛け熱が一気に上昇し、JR仙石線に飛び乗ってやってきたのは日本三景、松島です!
太陽の日を受けてキラキラ輝いていました。
ご存じの通り、ここ松島も4年前の震災で甚大な被害を受けた地域の一つです。
松島湾に浮かぶ島々が防波堤の役割を果たしたと言われていますが、それでも、第一波は3.2m、第2波では3.8mもの大津波が町に襲い掛かりました。
その被害の状況は、松島観光協会で見ることができます。
あれから4年。
松島町でも災害公営住宅の建設が進められ、今年(2015年)の4月より入居が開始されました。
ちなみに松島町には応急仮設住宅(プレハブ仮設)はなく、被災者の方は「みなし仮設住宅」と呼ばれる借上げ民間賃貸住宅に入居しています。
災害公営住宅があるのは、磯崎華園地区と磯崎美映の丘地区。
JR仙石線の高城町駅から徒歩で約20分圏内にあります。
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高城町駅は松島海岸駅の隣の駅です |
磯崎華園地区の災害公営住宅は高城町駅から徒歩で約10分ほどの場所にあります。
2戸1棟の長屋形式を中心とし、17戸9棟が建ちます。
景観行政団体である松島町になじむ外観をと、景観に配慮したデザインもポイントなんだそうです。
磯崎美映の丘に向かう高台の途中には白萩避難所がありました。
そしてこちらが磯崎美映の丘地区の災害公営住宅。
磯崎華園地区の災害公営住宅とは異なり地区内に点在して建っていました。
入居済みの所もありますが、まだ建設中のところも多く至る所で工事が行われています。
美映の丘地区は、一般住宅も比較的新しい家屋が多いように見えました。
近所の方にお話を伺ったところ、団地としてできたのは約10年程前。震災後は震災で被害の大きかった東松島市の鳴瀬地区から移転してきた方が多いとのことでした。
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団地の中にはまだ新しい公園も |
県内各地では災害公営住宅の建設、そして入居が進んでいます。
その様子をココロプレスでも引き続きご紹介していきます。
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今週末からいよいよゴールデンウィークですね!
今のところお天気にも恵まれるよう。そんな日には松島観光がおすすめ♪
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福浦島とを結ぶ252mの福浦橋。
すてきな出会いが訪れるという、出会い橋とも呼ばれています
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湾の向こうに見えるのは、マリンピア松島水族館 |
人気の観光名所の一つ、マリンピア松島水族館。
仙台港への移転に伴い、2015年5月10日で88年の歴史に幕を閉じることになりました。
震災の時には、津波に襲われながらもいち早く営業を再開。
たくさんの笑顔を届けてくれました。
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2014年12月25日
88年間ありがとう!おらほの水族館
http://kokoropress.blogspot.jp/2014/12/88.html
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5月1日(金)~10日(日)までは「カウントダウン10Days」として、通常より開園時間を延長[8時30分~19時(最終入館18時30分)]して営業しています。
☆マリンピア松島水族館
http://www.marinepia.co.jp/
ぜひ、松島にお立ち寄りください。
(取材日 平成27年4月24日)