こんにちは、にゃんこです。
東日本大震災から4年目となる3月11日。
亡くなられた方々の追悼と復興の願いを込めて、各地で追悼行事が行われます。
勾当台公園市民広場で開催される「キャンドルナイト2015~しあわせな黄色いハンカチプロジェクト」もその一つです。
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「キャンドルナイト2015~しあわせな黄色いハンカチプロジェクト」
日時 : 2015年3月11日(水)
14:00~ 「しあわせコップ」受付開始
14:20~ 仙台市主催の追悼式中継
18:00~ キャンドルナイト式典
仙台市長挨拶
仙台青年会議所理事長挨拶
常盤木学園音楽科の生徒による混声合唱
18:30~19:00 キャンドルナイト
公益財団法人仙台青年会議所
http://www.sendai-jc.or.jp/
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開催は今年で3度目。
主催する「公益財団法人仙台青年会議所」金ヶ崎政伸理事長よりコメントをいただきました。
「仙台JCは震災から1年が経過した2012年3月11日に、『わたしたちは忘れない~世界中に伝える“ありがとう”~』と題してキャンドルナイトを実施し、世界中からいただいた支援に対する感謝の想いを発信いたしました。この希望の光は、これから復興へ進む道を照らす光となるものでした。それから毎年3月11日に震災の風化防止と防災意義向上を目的に事業を実施してまいりました。震災から4年目を迎える今、この事業を市民から市民へと伝えていく仕組み作りをしていくとともに、被災地の枠を超えて国内外へ防災意識の向上を促すことが必要であると考えています」
温かな灯りが伝える今年のメッセージは「つながろう」。
お互いに支えあうことの大切さを伝えていきたいとの想いが込められています。
「しあわせコップ」と名付けられた紙コップに、市内の小中学校の児童や生徒たちが“しあわせな仙台”をイメージしたメッセージを書いてもらい、その中にキャンドルを入れて文字を作ります。
イベント当日も作成ブースが設置されるそうです。
一人ひとりの想いを繋げる「しあわせコップ」に、ぜひ皆さんの大切な想いも寄せてください。
また当日は、災害などの有事の際に黄色いハンカチを掲げて無事を知らせようという「黄色いハンカチプロジェクト」も開催。「伝えることが思いやり」の合言葉とともに防災意識の向上を発信するため、黄色いハンカチも配布されます。
「本年は、震災のときに強く感じた地域との繋がりをより深め、お互いに支え助け合うことの大切さを伝えていくために、これまで以上に市民の方々にご協力をいただき、仙台市や他団体との連携を強化しながら実施することで、より大きな効果をもたらす事業としてまいります。
また、昨年防災意識の高いまちづくりを目指し立ち上げた、黄色いハンカチプロジェクトをより多くの方に知っていただくために、3月11日に実際に黄色いハンカチやタオルを玄関のドアノブや目立つ場所に掲げてもらいたいと思います。
無事であることを意思表示する黄色いハンカチの意味や目的を、人から人へ伝え広めていく事で震災の風化防止と身近に取り組める防災意識の向上に繋がると考えております。
私たちは市民が同じ目的を共有できるしあわせな仙台の実現のために、仙台のまち全体を黄色く染める日を目指しこのプロジェクトを発信し続けてまいります」と金ヶ崎政伸理事長。
また「第3回国連防災世界会議」にも「しあわせの黄色いハンカチプロジェクト」のブースが出展されます。
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「しあわせの黄色いハンカチプロジェクト」ブース展示スケジュール
◆3月15日(日)9:00~12:00
会場 : 市民サポートセンター4階 研修室5
◆3月16日(月)15:00~18:00
会場 : 東北大学 川内萩ホール
国連防災世界会議総合フォーラム「持続可能な開発のための教育を通じた防災・減災の展開~より良い子どもたちの未来に向けて~」の会場内
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併せてこちらにも足を運んでみてください。
(取材日 平成27年2月20日)