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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年1月30日金曜日

2015年1月30日金曜日9:03
広瀬川河畔に建設が進む、霊屋下第2市営住宅(2015年1月10日)
 ザーリャです。
先日に引き続き、仙台市の復興住宅の整備状況を定点写真でご紹介します。

仙台市内に建設中の復興住宅は全部で48カ所
そのうちの39カ所は、今年度までに完成します。27年度には残る9カ所も完成し、仙台市で計画しているすべての復興住宅の整備が完了します。

宮城県「平成26年12月31日時点の災害公営住宅の整備計画・整備状況 」

今回ご紹介するのは仙台市青葉区に建設されている霊屋下第2市営住宅です。
広瀬川沿いに立地しており、歩いて数分ほどの距離に伊達家の霊廟「瑞鳳殿」があります。

平成26年4月1日に着工し、今年平成27年3月1日に竣工の予定です。

撮影は2014年6月、8月、2015年1月のものです。

2014年6月(北東より)
2014年8月(北東より)
2015年1月(北東より)


88世帯が入居する予定で、入居希望者の抽選も始まっています


仙台空襲も生き延びた、イチョウの木。
「霊屋地区の復興の象徴」といわれ、市民の嘆願により残されました
 復興住宅の敷地には、樹齢200年と推定されるイチョウの大木があります。仙台大空襲の際にも焼失を免れ、戦後の霊屋地区の復興のシンボルとなっていました。

当初は復興住宅の建設の際に、切り倒される計画でした。しかし、霊屋地区住民の嘆願を受けて、復興住宅のシンボルとして残されました。復興住宅の設計も、イチョウを取り囲む配置に変更されました。

戦後の仙台の「復興」を見つめてきた大イチョウが、平成の復興の様子を見つめています。

2014年6月(西より)
2014年8月
2015年1月

2014年6月の基礎工事の様子



2014年6月(北西より)
2014年8月(北西より)
2015年1月(北西より)
引き続き、各地の復興住宅の整備状況を、定点写真でご紹介していきます。

(取材日 平成27年1月27日)