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広瀬川河畔に建設が進む、霊屋下第2市営住宅(2015年1月10日) |
ザーリャです。
先日に引き続き、仙台市の復興住宅の整備状況を定点写真でご紹介します。
仙台市内に建設中の復興住宅は全部で
48カ所。
そのうちの
39カ所は、今年度までに完成します。27年度には残る
9カ所も完成し、仙台市で計画しているすべての復興住宅の整備が完了します。
宮城県「平成26年12月31日時点の災害公営住宅の整備計画・整備状況 」
今回ご紹介するのは仙台市青葉区に建設されている
霊屋下第2市営住宅です。
広瀬川沿いに立地しており、歩いて数分ほどの距離に伊達家の霊廟「瑞鳳殿」があります。
平成26年4月1日に着工し、今年平成27年3月1日に竣工の予定です。
撮影は2014年6月、8月、2015年1月のものです。
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2014年6月(北東より) |
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2014年8月(北東より) |
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2015年1月(北東より) |
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88世帯が入居する予定で、入居希望者の抽選も始まっています |
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仙台空襲も生き延びた、イチョウの木。
「霊屋地区の復興の象徴」といわれ、市民の嘆願により残されました |
復興住宅の敷地には、樹齢200年と推定されるイチョウの大木があります。仙台大空襲の際にも焼失を免れ、戦後の霊屋地区の復興のシンボルとなっていました。
当初は復興住宅の建設の際に、切り倒される計画でした。しかし、霊屋地区住民の嘆願を受けて、復興住宅のシンボルとして残されました。復興住宅の設計も、イチョウを取り囲む配置に変更されました。
戦後の仙台の「復興」を見つめてきた大イチョウが、平成の復興の様子を見つめています。
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2014年6月(西より) |
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2014年8月 |
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2015年1月 |
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2014年6月の基礎工事の様子 |
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2014年6月(北西より) |
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2014年8月(北西より) |
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2015年1月(北西より) |
引き続き、各地の復興住宅の整備状況を、定点写真でご紹介していきます。
(取材日 平成27年1月27日)