こんにちは、Chocoです。
冬は各地でいろんなデザインのイルミネーションが催されて、きらびやかな夜があちらこちらに広がっています。
仙台の並木道がライトアップされるのは毎年恒例となり、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
沿岸部にも、仙台とは一味違うイルミネーションがいくつもあります。
その魅力を紹介していきます。
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その第一弾として今回紹介するのは、こちらです。
「慶長使節団出航400年記念サン・ファン・イルミネーションツリー2014」
石巻市渡波にある宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)で 開催されるイルミネーションです。
昨年の11月に再開館したサン・ファン館にある大きな船。
これは400年前に出航した船、 サン・ファン・バウティスタ号の復元船です。
今回、その船体に約1万球の電球が使われ、イルミネーションに変身します。
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【開催期間】平成26年12月12日(金)〜平成26年12月31日(水)
【点灯時間】16:30〜20:00
【場 所】宮城県慶長使節団ミュージアム(サン・ファン館)
石巻市渡波字大森30番地2
【料 金】無料(サン・ファン館 展望棟上部からの観覧のみ)
【備 考】点灯時間中はサン・ファン館への入場はできません。(通常入館時間に準ずる)
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通常は、海を背景に船のイルミネーションを鑑賞しますが、より、もっと近くで見たいという人は必読です!
実は期間中の1日だけ、サン・ファン館が夜間特別開館され、船体のイルミネーションを間近で見ることができるんです。
ライトアップされた船体を間近で見ることができ、また違った風景を見ることができます。
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サン・ファン館夜間特別開館
【日 時】平成26年12月23日(祝)16:30〜19:30
【料 金】入館料半額(一般350円・高校生以下無料)
※延長開館中、シュミレーションシアター及び乗船見学不可
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今から400年前、石巻市月浦から出航し、世界中を旅した慶長使節団の船、「サン・ファンバウティスタ号」の復元船は、津波の被害を受けたものの、船体はマストが折れた以外は津波の被害を乗り越えました。
その後、カナダ製材会社「ウェスタン・フォレスト・プロダクツ社」マスト用の木材が寄付され、船は昨年の秋に復活しました。
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平成7年からやっているこのイルミネーションは、震災後2度目の開催です。
点灯初日の13日には、たくさんの人たちが見に来ていました。
自然の中で静かに浮かぶサン・ファン号は、とても貫禄がありました。
街中に広がるイルミネーションも良いですが、
大自然に囲まれた中で先人の偉大さを感じることができるサン・ファン・バウンティスタ号の灯。
写真ではお伝えしきれない絶景です!!
ぜひ、実際に見に来てください。
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宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)
http://www.santjuan.or.jp
【年末年始休館のお知らせ】
平成26年12月28日(日)〜平成27年1月4日(日)
※年始は平成27年1月5日(月)より開館します。
イルミネーションは12月31日まで行われます。
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(取材日 平成26年12月12日)