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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年11月27日木曜日

2014年11月27日木曜日11:04
kaiiです。

東日本大震災から8カ月後の平成23年11月。それまでは暗かった気仙沼の内湾地区に、提灯の明るい光が灯りました。


それから3年。気仙沼の「復興の道」を照らす灯として「復興屋台村気仙沼横丁」は歩みを進めてきました。


その「復興屋台村気仙沼横丁」が平成26年11月に無事3周年を迎え、11月22日から24日までの3日間、記念イベントが開催されました。


平成26年11月22日、「無事3周年を迎えられました。今日から4年目を歩みだします。応援してください」と主催者からあいさつがあり、イベントが始まりました。


「食す楽しみ」と銘打って開催された「I☆ppin」グランプリにはたくさんの観光客が訪れ、この日のために「復興屋台村気仙沼横丁」の13店舗が開発した特別メニューを堪能しました。


人気だったのが、海鮮料理の店「大漁丸」の「マグロのタマゴと胃袋」の珍味。

「大漁丸」 マグロの珍味
遠洋漁業船の漁労長に特別にお願いしてこの日のために取り寄せたというメニューには、「おいしい」「珍しい」などの声を上げる観光客の姿がありました。

「大漁丸」の海鮮丼
このボリュームで1500円!おみそ汁もとてもおいしかったです

「まぐろ屋」の「まぐろギョウザ」は「づけマグロ」をギョウザにした逸品。

「まぐろ亭」まぐろ揚げ餃子
気仙沼自慢のまぐろをふんだんに使った餃子はおいしかったです

神奈川県から来ていた男性は「ビールが飲みたくなるうまさ。コクがあっておいしい」とビール片手にマグロギョウザを楽しんでいました。

「鳥徳」さんまつみれコロッケ
梅肉の酸味と香りでサンマのにおいが軽減しておいしかったです
梅肉のソースをかけた、「サンマのコロッケ」

「ひのき」 大島産カキとキノコのチーズ焼き
「カキときのこのチーズ焼き」など「食材の宝庫気仙沼」の食材を使った新しいメニューが紹介されました。


「復興屋台村気仙沼横丁」内ではサンマの詰め放題などの企画も行われました。

午後からは、騒ぐ楽しみ「横丁ライジングⅤ」も開催され、終日「復興屋台村気仙沼横丁」は多くの観光客などでにぎわっていました。

11月22日の気仙沼観光桟橋の様子
気温18℃でとても暖かい1日でした
今日から4年目。内湾地区の嵩上げ工事の着工との兼ね合いもあり、「復興屋台村気仙沼横丁」も、いつまで営業できるのか今は分からない状況です。

いつも笑顔の素敵な「大漁丸」菊地幸江さん
「大漁丸」の菊地幸江さんは「できる間は続けて、その後は大島に拠点を移そうかと考えています。とにかく今日を精一杯楽しみながら仕事をします」と笑顔で話していました。

たくさんのお客さんが会場を訪れていました
震災後は真っ暗だった気仙沼湾。そこに「人が集う」明るい灯を輝かせ続けてきた「復興屋台村気仙沼横丁」の4年目も、共に楽しんでいきたいと思いました。

kaiiの選んだ「I☆ppin」
サンマとバルサミコの相性が絶妙でした
「男子厨房 海の家」アボカドとなんちゃってサンチョビのサラダ

(取材日 平成26年11月22日)