連チャンで温泉地めぐりをしてきた龍庵です。
栗駒山にはいくつかの温泉が点在しています。
震災以降はどうなっているのか?というわけで、
鳴子に引き続いて栗駒の温泉地を写真に収めてきました。
えー、本日は晴天なり。日本晴れなり。あっぱれなり。
絶好のドライブ日和。
岩ヶ崎から栗駒ダムを過ぎると、右手に「行者滝」が見えてきます。
その昔は栗駒山も山伏の修行場で、この滝で身を清めたことから
行者滝という名前がつけられました(なんだかバスガイド状態ですが)。
さらに上って、交差点を右に曲がって少し行くと、「新湯温泉 くりこま荘」。
ブナ林に囲まれた素朴なロッジ風の建物。
総ヒノキ造りの露天風呂もあり、入ってみたかったのですが、
この日はあいにくの臨時休業。気を取り直して、次へ向かう。
眼下に広がる栗原耕土。すがすがしー!
そして、もう少し上がっていくと「ハイルザーム栗駒」。
いきなりモダンなデザインで、こじゃれています。
木造のコテージも隣接されて、こちらは長期滞在にいいかも(撮影、忘れてしもーた)。
フロントの方にちょっとお話をお聞きしましたら、
地震の被害は2008年の時の方がひどかったようで、
二つの源泉のうち、ひとつが完全に止まってしまったため、
あらためて源泉を掘ったそうです。
昨年は、露天風呂をリニューアルして、評判がいいとか。
さっそく龍庵もハイルザームにはいるざーむ、なんて(おやじギャグかいな)。
貸し切り状態でゆっくり温泉三昧。
これだけ地震で揺らされたら、温泉でも入らないとやってられましぇん、
てなもんで、気持ちのいい露天風呂でした。
仙台へは送迎バスも出ているとのこと。
御年輩の方でも気軽に来れるので人気のようです。
ラウンジからの眺望。
「ハイルザーム栗駒」から栗駒山を望む。
雪に包まれ、静謐にして、荘厳なり。
さらにいわかがみ平へ上っていくと、行き交う車もなく、心細くなってくる。
何かあったら、自分が樹氷になってしまうので、途中で引き返した。
そういえば昔のテレビCMに
「樹氷にしてね、とあの子が言った」というキャッチがあったなぁ…
なーんて思いだしながら。
文字温泉は道が細くて迷いました。
家族経営のこじんまりとした「文字温泉 門壽屋」。
完全予約制ということで、突然訪ねても入れませんので、気をつけてくださいね。
近くには「文字温泉 さくらの湯」もあるようです。
花山温泉へはぐるっと回らないといけないので、この日は行けませんでした。
これからのシーズンは、山菜採りや新緑と、楽しみもいろいろ。
豊かな自然と、個性的な温泉と、おいしい食材が待っています。
帰りかけの道沿いの看板には・・・「まだ、ございん」。
(平成24年3月29日)