ちょっこらよっていがーいん『おがつ 店こ屋街(たなこやがい)』 紹介を続けますよ~
今回は初めに事務所のご案内を…
この『おがつ店こ屋街』には商店や飲食店だけでなく、業者団体等の事務所も入居しています。
■雄勝硯生産販売共同組合
※「雄勝硯」で有名な雄勝町。雄勝石を建材用に薄く加工した“雄勝産天然ストレート”は、JR東日本東京駅復元に使用されています。雄勝町の伝統文化を絶やさないためにも、震災後は重要な拠点として存在しています。
他にも、
■石巻かほく商工会 雄勝支所事務所
■石巻観光協会 雄勝事務所
雄勝町の復興になくてはならない役割を担う事務所が入っているのでした。
…それではまだまだお店紹介、続けますよ~

こちらは今回の取材で大変お世話になりました、宮城県商工会青年部連合会理事を務められている小松光さんの家業であります『こまつ葬儀社』さんです。
雄勝町で冠婚葬祭業といえば知らない人はいない『こまつ葬儀社』さん。
地元をよく知るからこそのサービスが、お客様との信頼関係、安心感につながっているのだろうと小松さんのお話を伺いながら思いました。
開店以来、仏事全般のご相談・お悩みごとの対応はもちろんのこと、憩いの場としても地域のみなさんに親しまれています。
●鮮魚・活魚・乾物 『洸洋』さん
洸洋さんメニューの中でも、おすすめは…
やはり!! 石巻焼きそば。
海鮮の塩味とソース味、2種類があります。
それと、
銀タラ焼定食!! 画像がなくて残念!
三陸産の新物わかめや雄勝産のとろろ昆布がおすすめです!
お魚はお客様の要望があれば、刺身にしたり、焼いてくれるそうです。
嬉しいですね。
店主の上山さんは元々、水産卸業やイベント催事などを手掛けてきましたが、
飲食もできるタイプのお店を作ったのは、この『洸洋』が初めてとのことです。
震災の前から飲食店をしたかったという上山さん。
とにかく魚の知識を増やしたいという気持から水産卸業をやりはじめたそうです。
衝撃の「3.11」。
かろうじて家やトラックが残った上山さんに、「復興イベントに出店しないか?」と誘いの声が掛かりました。
それをきっかけに、さらに仕事の幅が広がったのです。
人脈が広かった上山さんだったからこそ、できたこととも感じました。
11月には、買い物をしながら飲食ができるお店、『洸洋』をオープン。
雄勝町伝統の神楽にも参加してきたという上山さん。
雄勝町が好きだ、何とかしたい!
そんな、雄勝町を愛する心が復興へのエネルギーに変わっているのだと思いました。
上山さんもそうですが、ここ『雄勝店こ屋街』の人たちはみんな生まれ育った雄勝町が大好き。
たとえ今がどんなにひどい状況でも、戻ってくる人のために頑張っています。
また、みんなが雄勝町に戻ってきてほしいと、頑張っている人たちばかりです。
「戻ってくる人たちが、安心して暮らせるように、不便さを感じさせたくない。少しでも役に立てるなら…」
皆さん、こうおっしゃっていました。
この想いはまだまだ続きます!!
雄勝町を愛する心、ふるさとを想うみんなの思いで「おがつ、ふっかつ!」 VOL.4へ~
BYココ
(平成24年1月27日)