ココです。石巻に来ています。
石巻市中央にある『まるか中央鮮魚店』。そこには『すし 寶来』さんのちらし寿司や巻物なども“石巻名店街”の商品として並んでいます。
震災前、まるかさんの信号を挟んだ向かい側、歩いて2、30メートルのところにあったという『すし 寶来』さん。
ちょうど『まるか中央鮮魚店』に仕入れに来ていた店主の佐々木淳一さんにお話を伺うことができました。
「震災後、自宅でご飯だけは炊ける状態でした。はじめは知人の焼きとり屋さんで商品を販売させてもらっていたんです。そんなときに長年付き合い(仕入れ先)のあった『まるか中央鮮魚店』の佐々木社長に誘われて“石巻名店街”の一店舗として5月25日に再開することになったんです」
種類も生ちらし、握り、バッテラなど種類も増やして再開したのだそうです。
その後、被災の少ない土地で元々、寿司屋だったという空き店舗に入ることに。こうして10月17日に新店舗をオープンさせました。 新しい店舗を構えた現在「前から温めていたことを一つ一つ出していけたら…」と話す佐々木さん。
『すし 寶来』さんのこだわり、新たなチャレンジはまだまだ続いていきます。
※新店舗オープン後も『まるか中央鮮魚店内 石巻名店街』での販売は続いています。
(平成23年11月25日)
byココ