Kaiiです。
国破山河在
大きな地震と津波で壊されてしまった故郷を見る時、
この杜甫の漢詩の一節を思い出します。
津波で壊され・・・火で焼かれたあの時。
次の日明るくなって見ると・・・
誰かが歩いてつけた足跡が
前へ前へと進んでいました
その1つの足跡の上に・・・
また・・1つ1つ足跡が増えて
小さな道ができました。
危険を冒しても進んだ足跡は
家族の元へ向かったものか?
家を案じて向かったものか?
知人友人を探したものか?
前へ・・・前へ進んでいました。
その小さな道が
大きな道につながりました。
たくさんの大変の中で
この小さな足跡に
人間の生きる強さを感じました。
この強さを信じて
来年こそは
幸多き1年であることを祈っています。
今年1年
ありがとうございました。
良きお年をお迎えください。
(取材日平成23年12月30日)