東松島にやってきました。
まだ2、3歳の頃わたしは矢本に住んでいましたが、もちろんどこら辺にいたのかなんてわかるはずもなしです。
10月にも東松島図書館でとある企画をやりました。
図書館の様子は次回書きますが、とにかくなにか縁のある土地です。
東松島市の大曲地区にある仮設住宅にプレハブの商店長屋があるというので、訪ねてみました。
酒屋さん、理髪店、魚屋さん。
そして今回取材させていただいたのが「えんまん亭」というラーメン屋さんです。
そして今回取材させていただいたのが「えんまん亭」というラーメン屋さんです。
店主は遠藤惣之助さん(70歳)。
奥さんと夫唱婦随、奥さんは写真に入るのを嫌がったんですが、えんまん亭とネーミングしたのがうなずけるようなやさしい笑顔の方でした。店の従業員の方々も気さくです。
奥さんと夫唱婦随、奥さんは写真に入るのを嫌がったんですが、えんまん亭とネーミングしたのがうなずけるようなやさしい笑顔の方でした。店の従業員の方々も気さくです。
東松島市の商工会議所の斡旋で入居、再開店して3カ月。震災前は野蒜で40年という老舗です。
ファンも多くて、この仮設店舗に移ってからも常連さんがわざわざ仙台からもやって来るそうです。
ファンも多くて、この仮設店舗に移ってからも常連さんがわざわざ仙台からもやって来るそうです。
取材が終わってちょうど昼時だったのでわたしはお客さんになりました。
一押しは海鮮ラーメン1300円也ですが、これはちょい贅沢だなあ。
ということで二押しのあさりラーメン700円を注文。
一押しは海鮮ラーメン1300円也ですが、これはちょい贅沢だなあ。
ということで二押しのあさりラーメン700円を注文。
遠藤さんの願いは野蒜の土地を早くなんとかしてもらいたいということに尽きるようです。
元に戻ることが出来るのか、もう戻れないのか、それが決まらない限り次へのステップが踏めないのです。
元に戻ることが出来るのか、もう戻れないのか、それが決まらない限り次へのステップが踏めないのです。
この商店街の前にはグラウンドがあり、仮設住宅になっていました。
そこに住む方々がお客さんのようです。
ただ、気になることもあります。高齢者の男性が隣の酒屋さんで立ち飲みをしている姿。
そして「えんまん亭」さんにもラーメンと共に焼酎を飲む男性が。
そこに住む方々がお客さんのようです。
ただ、気になることもあります。高齢者の男性が隣の酒屋さんで立ち飲みをしている姿。
そして「えんまん亭」さんにもラーメンと共に焼酎を飲む男性が。
家を失い、仕事を失った方々の生き甲斐の創出が緊急の課題だと、ここでも感じました。
ところで、1300円の海鮮ラーメンを注文したお客さんがいたので、横目でみたところ、なんとでかいカニがラーメンを覆い隠しておりました。お客さんはカニを持ち帰るようです。
「えんまん亭」
午前10時30分〜午後8時(不定休)
午前10時30分〜午後8時(不定休)
(平成23年12月8日)