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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2016年3月27日日曜日

2016年3月27日日曜日11:33
こんにちは、Chocoです。
震災から5年がたちました。
「被災地は、どうなっているのだろうか」と、県外から多くの人々が訪れ、さまざまな視点から被災地の今を体感しています。
被災した人々は、避難所から仮設住宅、現在は復興公営住宅や自律再建した家に移り始まっています。
まだまだ新たな新居へ移ることができず、現在も仮設住宅に住んでいる方はたくさんいます。
しかし昨年は、5年目を前にして復興の形が見えてきた年でもありました。
3月には石巻線開通、JR女川駅の再開、5月末には仙台と石巻を結ぶ仙石線が全線開通しました。



石巻市でも大々的にまちびらきが新市街地の新蛇田地区を会場に開催されました。
12月には、女川町の商業エリアが完成し、2度目のまちびらきが開かれました。

更地だったところに建ち並ぶ新たな住宅地。
それぞれ新たな生活のスタートを切る中で「ようやく落ち着ける」と安心した人もいれば、「隣に誰が住んでいるかも分からないし、前みたいにお茶っこする相手もいなくなった」と、コミュニティ作りへの不安を感じている人も多くいました。

それを改善すべく、さまざまな団体が新たなコミュニティを円滑にするために活動しています。
その中の一つが、宮城県が取り組んでいる「宮城県地域コミュニティ再生支援事業」です。
宮城県から受託して事業を運営しているのが一般社団法人みやぎ連携復興センターです。
主な活動は、地域コミュニティ再生支援事業資金の補助、地域力再生活動アドバイザー派遣や被災地リーダーなどコミュニティ再生のための研修・交流会などです。
昨年ココロプレスでも紹介しましたが、昨年10月には女川町を会場に女川町大原地区自治会と山元町つばめの杜地区とのワークショップが行われました。

そして、先月2月20日(土)には石巻地域リーダー研修・交流会が開催されました。
会場には、仮設住宅地や各地区の自治会の役員や支援活動をしている法人関係者など50名ほどが集まりました。
今回は、地域力再生活動を率先して行っている2名の方が登壇し、それぞれの活動を紹介しました。
1人目は、「地域活動の立ち上げと運営のコツ」をテーマに「認定非営利活動法人コミュニティサポートセンター神戸」代表理事の中村順子さんです。
地域の人による地域のための市民活動や市民事業を支援している活動について紹介しました。

2 人目は、活動報告として、亘理町北城東区町内会会長の鈴木はやしさんが登壇して、自治会活動についてお話しました。
震災で移住してきた住民と地元住民との交流の場作りを成功させた事例を紹介しました。

「参考になりました。地域のためにと行動に移しているお2人は素晴らしいと思います。
私の地域は農村ですが、現在、さまざまな地域から人々が移住してきています。
やはり、生活環境が違うという点もあり、さまざまなトラブルがあります。
それを解決するためにはどうすれば良いものか、考えるきっかけになりました」
地元の自治会役員の方は言います。
今回は、地域全体で育てるコミュニティ作りについてヒントを得ることができた研修会でした。
今後も地域をより良くするために自治会同士の交流は続きます。

(取材日 平成28年2月20日)