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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2016年2月15日月曜日

2016年2月15日月曜日10:58
こんにちは。kaiiです。
立春を迎えてから急に冬らしく寒くなったと思ったら、今度は記録的な暖かさ。激しい寒暖差に油断ができません。
急性胃腸炎やインフルエンザが流行しているとのニュースも流れています。手洗い、うがいを励行し感染防止に努めたいですね。

海側の移設された伊里前福幸商店街の
オープンを祝いテープカットが行われました

南三陸町歌津地区にある「伊里前福幸商店街」は、平成23年12月から、南三陸町立伊里前小学校の近くの仮設商店街で営業していました。
今年1月まで仮設商店街が営業していた場所で嵩上げ工事などを進めるために、200mほど離れた海側の町所有地に移築され、平成28年2月7日にそのオープン記念イベントが開催されました。

商店街をたくさんの訪れ買い物を楽しんでいました


来年3月の開店を目指している新しいテナント型の新商業施設に移転するまでの間の、「仮設」から「仮設」への移転です。



オープン記念イベントでは、伊里前福幸商店街運営組合の高橋武一組合長が、
「私たちの商店街は、震災後の平成23年12月から営業してきました。伊里前地区のにぎわいの中心のなるよう、商店街の人たち皆で力を合わせて地域のにぎわいの回復のためにこれからもがんばっていきます」

「仮設商店街で地域のにぎわいを取り戻すために踏ん張る」
と話す高橋武一組合長

「震災で全てを失いゼロになった私たちの商店街は、移転前の仮設商店街より3.3メートル高くなりました」



「来年3月オープンする予定の商店街は、移転前の土地(0.2ヘクタール)が、5.5m嵩上げされ建設されます。私たちはもう下がることがありません」と話し、地域のにぎわいのある未来に向けた復興へ意気込みを見せました。

「希望の光を持ち続けていただきたい」と商店街の人たちを激励する佐藤仁町長


南三陸町の佐藤仁町長は、
「伊里前地区の嵩上げ工事もやっと始まります。商店街の皆さん、地域の皆さんには、今しばらくご不自由をお掛けしますが、我慢していただきたいと思います」
「皆さんには、希望の光を持ち続けていただきたいと思います」
と商店街の人たちを激励しました。



移転した商店街には、旧店舗で営業していた店舗から、本設置店舗で営業を始めた1店舗が抜けましたが、商工会、観光協会などを含む10店舗が入居し営業しています。

地元の新鮮な海産物が並ぶ鮮魚店


海産物店の女将さんは、
「今日のオープンイベントまでに店舗の引越しは終わるかどうか心配しましたが、なんとか間に合いました」
と笑顔を見せました。

品定めをするお客さん
店内には、新鮮な海産物を求めるお客さんが溢れてました。

さまざまなアトラクションが行われ
商店街のオープンを盛り上げました
イベント会場では、和太鼓の演奏などのアトラクションが行われたほか、ちゃんこ鍋やつきたての餅のお振る舞いも行われました。



この日の朝の気温は、マイナス5℃と冷え込みました。
商店街のオープンを喜ぶ人たちが、ちゃんこ鍋などで体を温めながら買い物を楽しんでいました。



買い物をしていた70代の女性は、
「春になって畑仕事と時着る作業着を買いました。たくさんの人が来てよかったです。早く新しい商店街ができるといいです」
「震災前、船の出入りを見ながら生活をしていました。買い物の時も、道を歩いている時も、海と船が見えていました。やっとその風景も戻ってきました。早く昔のにぎわいが戻ってほしいです」
と話し、楽しそうに買い物をしていました。


東日本大震災から間もなく5年。
町のにぎわいを取り戻すためにもうひと踏ん張り~!
商店街の人たちの復興への挑戦が続いています。

(取材日 平成28年2月7日)