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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2016年2月19日金曜日

2016年2月19日金曜日12:41
こんにちは。kaiiです。
例年より2カ月も早く我が家の庭の古木のウメが開花し、暖冬を実感しています。暖かいと体を動かしたくなりますね。

例年より2カ月ほど早く開花したウメ
東日本大震災後、少しずつ復旧してきた気仙沼を大阪から通い応援し続けている男性がいます。
元プロテニスプレーヤーの吉田賢志さんです。吉田さんは、現在大阪でテニスのトレーナーをしています。

東日本大震災後、友人たちと気仙沼市を訪ねて、震災の被害の大きさに驚いた吉田さんは、気仙沼でテニス仲間と相談し、テニスを楽しんでいた沿岸被災地域の人たちが、再びテニスが楽しめるよう、ラケット、ボールなどの支援活動を始めました。

支援活動の様子はココロプレスでも紹介しました

テニスで愛をつなげたい~Project Love All~(気仙沼市)2013年12月20日
http://kokoropress.blogspot.com/2013/12/project-love-all.html

吉田さんは、気仙沼テニス協会の会員と地元のテニスサークル、地元の高校の皆さんと協力して、3歳から中学生までを対象とした「ジュニアテニス教室」を平成28年1月までに30回開催しました。

テニスを楽しむこども達
(写真提供:吉田賢志さん)

教室に参加する子どもたちは、1カ月に1度のテニス教室をとても楽しみに待っています。
子どもたちは、上達が早く、教室を始めたころから通っている男の子は、狙ったポイントにボールを打ち返せるまでに上達しました。

指導している、吉田さんは子どもたちへの思いを次のように話します。

「テニスは楽しいもの、一生できるスポーツだと知ってほしいです。テニスが自分の人生を豊かにしてくれるツールの1つになることも知ってほしいです」
「もちろんさまざまな条件はありますが、テニスが進学の助けになることもあれば、世界で活躍する錦織圭選手のように世界で活躍する選手になれることもあります」
「自分はできないと自分で自分の可能性にブレーキをかけてしまうことなく、自分の可能性が無限に広がっていることに気がついてほしいです」

気仙沼には室内室内練習場がないため
一関市の室内練習場で活動しています
(写真提供:吉田賢志さん)

今後のテニス教室については、「続けてはいきたいと思いますが、月1回のペースでの開催がいつまで続けられるかは分かりません。今もそうですが、地元のテニスの好きな人たちが指導者として子どもたちを育てられるといいですね」と話していました。


震災から5年。
今も仮設住宅で暮らす子どもや思うように体を動かす場所の確保ができない子どもたちも多くいます。そんな子どもたちが、思いっきり体を動かせる環境が1日でも早く戻ればいいと思います。と吉田さんは続けました。

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私たちの周りには、いつもそっと支えてくれている方たちがいます。その方々の思いや願いが復興の道につながっていると感じます。
「できない、やれない」そんな自分の可能性を狭める考え方から「できる、やれる」と自分を信じてほしいという吉田さんの言葉が印象的でした。

(取材日 平成28年1月31日)