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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2016年2月5日金曜日

2016年2月5日金曜日8:53
こんにちは、Chocoです。

5回に分けて紹介している「2015年のふりかえり」。
各地域で開催されたさまざまな行事を紹介しようと思います。
その2「サッカーの力でまちづくり」です。

女川町には、サッカーチーム「コバルトーレ女川」があります。
地元に根付くクラブチームがある女川町を舞台に、昨年の9月に
「岡田武史氏による女川復興支援企画」の2部構成のサッカーイベントが開催されました。
主催は、岡田さんが理事を務める一般社団法人グリーフケアパートナーです。
「グリーフケア」とは、家族や大切な人を無くすなど、人生における大きな喪失によって巻き起こる悲嘆(=グリーフ)を抱えている人に対するサポートのことを指します。グリーフケアパートナーは、グリーフケア有資格者への活動の場を提供し、被災地支援や講演活動などさまざまな場で人々に寄り添っている団体です。
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第1部では
「サッカーを通じた街づくりと未来づくりを考える」
と題されたトークセッションが行われました。
登壇したのは、元サッカー日本代表監督で、FC今治(愛媛県)オーナーの岡田武史さんと、コバルトーレ女川の社長兼GMの近江弘一さんです。

両チームは、サッカークラブ経営を通じて、地方創生、人材育成、グローバル戦略など、志向しているテーマも同じということで、サッカー界の未来のあり方だけでなく、地域社会、そして日本社会のあり方について対談しました。


第2部では、岡田さんによるサッカー教室が女川町総合運動公園第二多目的運動場で行われ、女川町と石巻市の元気なサッカー少年少女が集まりました。

そして今回は、首都圏のCPサッカークラブ「エスペランサ」の選手が招待され、子どもたちと一緒にサッカーを楽しみました。
CPサッカーとは、Cerebral Palsy(脳性麻痺)者7人制サッカーで、パラリンピックの正式種目にもなっています。
地域、年齢、障害の有無を越えて、さまざまな人が一緒に楽しむサッカー教室が始まりました。

岡田さんにボールの扱い方を学び、いつも以上にボールを丁寧に蹴っている子どもたち。
さらに、グループ練習では各チームそれぞれ振り分けられ、全く話したことがないメンバーとのボール練習が始まりました。
最初はギクシャクしていましたが、一緒にドリブルするにつれて、いつの間にか緊張がほぐれていました。
グループで競争するときも、今回一緒のチームとなった仲間を一生懸命応援していました。
最後に岡田さんは、サッカー選手を夢みる子どもたちに激励しました。
サッカーが上手になるためには・・・
「サッカーを好きになること、日本代表や海外でプレーするという夢や目的を持つこと、自分で考えて、自分で工夫することだ」
スポーツで得る、思いやりの心。
子どもたちにとって貴重な経験となりました。

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現在、さまざまな形で街づくりが行われています。
サッカー選手にとっての女川町は、自分の実力を表現する場、活躍できる場でもあります。
そして、地域住民にとっての選手たちは、地域全体に新鮮で元気な空気を入れてくれる存在、子どもたちにとっても、間近にいる憧れの存在です。

そして今回のイベントは、そのことを改めて知る機会となりました。
「地域貢献」という使命を掲げて、Jリーグを目指し、日々の練習を頑張っています。
これからもコバルトーレ女川は、町を引っ張っていく存在になるでしょう。

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一般社団法人グリーフケアパートナー
http://www.griefcare.or.jp/

コバルトーレ女川
http://www.cobaltore.com/
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(平成27年11月5日)