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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年12月4日金曜日

2015年12月4日金曜日8:04
こんにちは。kaiiです。
気がつけば今年のカレンダーも残すところあと1枚になりました。1年が過ぎるのが、とても早く感じるこのごろです。
小春日和に誘われて散歩していた人が、「今年の冬は暖冬かな? それとも寒いのかな?」と話していました。冬が近づいてきましたね。
風邪の流行る時期です。気をつけましょう。

東日本大震災から、4年8カ月が過ぎました。
復旧工事が進み、新しい町の姿を少しずつ感じられるようになってきました。
町に人が住み、暮らしが始める、復興はこれからが本番です。




巨大津波に襲われた気仙沼市の内湾地区に住んでいた2人の女性が、「ぬくもりのあるつながりを結べたら」という思いを込めて「和小物」を作って販売しています。
ブランド名は「ほどーる」。
「ほどる」とは、気仙沼の言葉で「あたたまる」という意味です。


「心ほどる私たちの和小物を手にとって気仙沼を思い出してください」と話す
清水さんと木田さん

「和小物ほどーる」を運営する清水さんと木田さんは親戚同士です。
2人とも、津波で自宅を失いました。

現在は、気仙沼湾から、歩いて15分ほどの高台にあるアパートで生活しながら、和小物を製作しています。



和小物を作るきっかけについて、清水さんと木田さんは、
「津波が退いて、自宅の跡に行ってみると、自宅は流失していました」

「震災後、しばらくは瓦礫の片付けをしましたが、終わると、することがなくなってしまいました」

「お世話になった人たちに、私たちにできることで喜んでもらいたいと考え、自宅のそばにあっても流されずに残った蔵の中の着物を使って、コースターや巾着袋を作り始めました」

「もっとたくさんの人に喜んでほしい、『気仙沼のことを忘れない』でほしい、そんな思いで、東京の復興支援ショップなどで販売を始めました」

花をデザインした針山は、使いやすいと人気です。



「この出品がきっかけで、たくさんのご縁をいただき、書店などでブックカバーを取り扱っていただくなど、いろいろな方々にお世話になっています」





「事業拡大はしないんですか?」「人手を増やしてはどうですか」などと聞かれることが多いそうです。
現在、着物をほどく作業などは、知り合いの方にお手伝いをしていただいているそうですが、「今後の展開」はゆっくり考えていくそうです。

清水さんと木田さんは、
「私たちは、これからもていねいな仕事を心掛け、『ほどーる』の名前のように、温かみのある商品つくりを続けていきたいと思います」
と話しています。


和小物「ほどーる」
問い合わせ先:080-1844-1714(清水) 080-5223-7204(木田)
                      2kida.ya@gmail.com

ほどーるの和小物は、全て手作りです。800円から1500円ほどの価格で販売されています。贈り物としても喜ばれています。

(取材日 平成27年11月2日)