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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年12月8日火曜日

2015年12月8日火曜日7:03
石野葉穂香です。

10月31日、南三陸町歌津にある「みなさん館」の駐車場で「第3回 南三陸de芋煮会 500回のありがとう!」と題する振る舞いが行われました。

参加者の皆さんで記念撮影
真ん中、メッセージを持っているのが高橋芳喜さん。
その左隣が小野政道さん、ブルーのシャツが高橋直哉さんです
主催したのは町の若手漁師である「高芳丸」の高橋芳喜さん、「金比羅丸」の高橋直哉さん、そして農業者である「小野花匠園」の小野政道さんの3人です。

「第3回」の表記の通り、この芋煮会は昨年も行われました。
昨年の記事はこちらです。

2014年11月16日(日曜日)
「300回の『ありがとう』を言わせてください!」(南三陸町)
http://kokoropress.blogspot.jp/2014/11/300.html

芋煮会が開催されるまでの経緯は、昨年の記事に書いてあるとおり。
でも、昨年と違うのは「300回のありがとう!」が「500回」に増えていること。


昨年は、芋煮鍋を300人分用意していましたが、今年は500人分を用意しました。
「これまで支援や応援に来てくれた人、国道を通りかかった人、みんなに芋煮汁を食べてもらって、ありがとうを伝えたい。その人数、今年の目標を500人に設定しました。パワーアップです(笑)」
と話してくれたのは高橋芳喜さん。
 
地域の皆さん、そして県外などからボランティアに来ていた皆さん、さらには「みなさん館」に立ち寄った人たちも巻き込んで、大いに盛り上がりました。
ホタテ500枚は高芳丸さんのご提供
鮭のチャンチャン焼き。お味噌も南三陸産

ホタテの貝殻でホヤも焼かれました
芋煮汁は2回作って500杯分が「完売」



用意されたのは、芋煮汁、焼きホタテ、鮭のチャンチャン焼き、焼き牡蠣、ジンギスカンなど。
これらの食材は、主催者5人が用意したもののほか、地域の漁師さんや野菜生産者の方たちから差し入れられたもの、あるいは格安で譲っていただいたものだそう。

海と山、どちらの恵みも豊かな南三陸ならでは、です。

またこの日は、国土交通省・観光庁が、若者の旅行振興に取り組む機運を高めるために設置している「第3回 今しかできない旅がある 若者旅行を応援する取組表彰」において東北ブロック賞を受賞した「ブルーツーリズム 南三陸海しょくにん」の高橋芳喜さんと高橋直哉さんに、南三陸町観光協会の代表理事である及川吉則さんから、表彰状が授与されました。

「ブルーツーリズム 南三陸海しょくにん」は、芳喜さん、直哉さん、そして「長幸丸」の千葉悠司さんの3人が海の案内人を務める観光体験交流事業です。
フィールドはもちろん南三陸町の海。
釣り竿も船も、海釣りの経験がない人でも気軽に楽しめる「手ぶらdeフィッシング」や「ホタテ・ワカメの養殖・収穫体験」などのプログラムがあります。
詳しくは「金比羅丸」さんのHPをご覧ください。
http://konpiramaru.main.jp/index.html

ボランティアで南三陸入りしていた人たちも
今日はビブスや作業服を着替えて参加
ちなみにこの日はハロウィンでした
食べても食べても料理はまだまだ出てきます
「感謝祭ということで、今年もこの会を開くことができました。ほんとうに多くの人に感謝です。そして、たくさんの方にいていただいてうれしいです」と芳喜さん。
「もちろん来年も開催したいです。来年も、5年後も、10年後も。
歌津の秋の名物行事になれたら。そして芋煮の季節なんだなぁって思えてもらえたら最高ですね(笑)」

歌津の海と山で獲れた鮮度バツグンの食材のおいしさと、町に来てくれる人、関わってくれる人たちへの感謝を伝える芋煮会。

最後は一本締め!
復興が進み、いつかまた新しいまちができても、結ばれた縁は、いつまでも続いていきます。
ちなみに来年もまた、10月の最終土曜日に開催される予定とのこと。

「今年も歌津の芋煮会の季節だね~」・・・なんて、きっと秋の歌津を代表する「新しいお祭り」になって行くはずです。

(取材日 平成27年10月31日)