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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年12月1日火曜日

2015年12月1日火曜日18:14
こんにちは、にゃんこです。

仙台市の新たな鉄道路線、仙台市地下鉄東西線が12月6日(日)、ついに開業します!

地下鉄駅構内に掲示されているポスター

「八木山動物公園駅」(太白区)から「荒井駅」(若林区)までの約13.9km、全13駅を結ぶ東西線。
仙台市地下鉄では南北線に続き2路線目となります。

緑色が南北線、青色が12月6日に開業する東西線

仙台市内では開業に向けてさまざまなイベントが行われ、徐々に市民の熱気も高まっています。
▼仙台市地下鉄東西線
http://we-sendai.jp/

今日は、東の終点となる荒井駅で12月12日(土)、13日(日)に開催されるイベント「3.11オモイデツアー」についてご紹介したいと思います!

「3.11オモイデツアー」は震災前にあった沿岸地域の暮らしや思い出を伝えていこうという想いのもと昨年スタート。
スタディツアーを含め今回で15回目となります。



今回の舞台となるのは仙台市若林区に位置する「荒浜」。海岸沿いにある地区です。
ここには仙台市唯一の海水浴場「深沼海水浴場」があり、夏にはたくさんの人で賑わっていました。
仙台市民にとってはなじみの深い場所です。

地図の右側、赤い線で囲まれているのが荒浜地区です。
仙台市中心部からは車で約30分程の場所に位置します

そして― 3.11の東日本大震災。
10mを越える巨大津波が海岸防災林をも超えて荒浜地区全体を呑み込み、街は壊滅。

震災以降この荒浜地区を含めた海岸沿いの一帯は災害危険区域に指定され、居住は禁止。
4年8カ月が過ぎた今も、深沼海水浴場は遊泳禁止のままとなっています。

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かつてここ荒浜にはどんな暮らしがあったのか?
後世に伝えたい、伝え残さなければならない、歴史や文化、人々の想いがあります。

まちに行き、まちの人と話し、まちを知る。
地元の方とふれあうことで、このまちを好きになってほしい

これが今回開催する「3.11オモイデツアー」の想いです。
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まちと人、人と人をオモイデで結ぶ。
3.11オモイデツアー
(仙台市震災メモリアル・市民協働プロジェクト「伝える学校」事業)
開催日時/2015年12月12日(土) 10時~19時30分
場所/仙台市地下鉄東西線 荒井駅内、せんだい3.11メモリアル交流館1階および2階
参加費/無料
※13日(日)に開催されるまち歩きツアーは募集を締め切りました
▼お申込み・お問い合わせ
NPO法人20世紀アーカイブ仙台
info@sendai-city.net (担当/佐藤)
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初日となる12日(土)は、~人が云うからこそ“伝わる”~をテーマに、講義やディスカッション、ライブなどを通して、先人が残してきた荒浜を学ぼうというワークショップを開催。

「3月12日はじまりのごはん」や「オモイデの昭和映像を見て語る会」、「海辺の図書館の蔵書は本のみにあらず、それは人」、「史実から学ぶコト、そして伝えるべきコト」など8つのプログラムが行われます。

各プログラムについての詳細は、「伝える学校」のHPをご覧ください。
▼伝える学校
http://311memorial.org/index.html

どのプログラムも参加費無料、出入り自由となっているので、ぜひお好きなプログラムに参加してみてくださいね!

今年8月に開催されたツアーでは灯篭作りにチャレンジ!

開催にあたり、NPO法人20世紀アーカイブ仙台の佐藤正実さんにお話を伺いました。
「『3.11オモイデツアー』は、いわゆる被災地ツアーとは一線を画す、地元の皆さんの思い出をメインとした企画ですので、地元荒浜の方々のご協力なしにはできないツアーでもあります。思い出によって地元荒浜の方々とツアー参加者との交流を生み出し、一人でも多くの荒浜ファンを作ることができればと思っています」

震災によって“荒浜”という地名は、全国区になりました。
でもここにも“被災地”としてではなく、人々が自然と共に培ってきた長い歴史や文化があります。
このまちの、人の想いを一人でも多くの人に知ってほしいです。

地下鉄東西線に乗ってぜひお出掛けしてみてください。


(取材日 平成27年11月27日)