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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年11月7日土曜日

2015年11月7日土曜日13:00
kaiiです。東日本大震災から4年7カ月がたちました。市内のあちらこちらに土がうず高く積み上げられ迷路のようです。
新しい街の完成までの数年、この風景は続きます。


平成27年10月3日、東日本大震災の大津波で大きな被害を受けた気仙沼市階上地区で、失われた緑の再生を願う「海べの森の植樹祭」が開催されました。


東日本大震災の大津波が押し寄せた地区内で木につかまり助かった人たちがいる事実を知り、始められた植樹活動も今年で4回目。

植樹のために気仙沼市内外からたくさんの人たちが
会場に集まりました

今年の植樹祭にも、県内外から230人ほどが参加しました。


開会式では、海に向かい、東日本大震災の犠牲者に黙祷を捧げました。

開会式では東日本大震災で犠牲になった方々の
冥福を祈り黙祷が捧げられました
「海べの森をつくろう会」の菅原信治理事長が、
「地域の緑を復活させるため、植樹活動を続けてきました。次世代を担う子どもたちに地域のすばらしさを伝え、自然と共生できる地域つくりを進め希望に満ちた地域づくりをしていきたいと思います」
とあいさつしました。

「地域のすばらしさを子どもたちに伝えたい」とあいさつする
「海べの森をつくろう会」の菅原信治理事長
これまでの植樹祭で20,000本の木が植樹されています。

昨年植樹された木々も順調に成長していました
今年は、海べの森をつくろう会が育てた約500本の苗木に加え、イオン株式会社、DCMホーマック、海の里創造基金などから贈られた苗木2000本を植樹しました。

階上地区が地元の守屋守武・気仙沼市議会議員(当時)も
植樹に加わりました
階上地区で生活する70代の男性は、
「私は同じ地区内でも、山に近いほうに住んでいて被災を免れました。震災から数日して海の近くに来てみると、私が知っている階上のきれいな海辺の風景はなくなり、言葉にできない状況になっていました」
「私が植樹祭に参加するようになって今年で3回目。地域のために私がなれることを一生懸命したい。私の生きている間に、震災前に風景に戻らなくても、子どもたちに私のふるさとの美しい風景を取り戻して残してやりたい」
と話していました。

果樹を守るための防風林になるよう、ヤマザクラ、タブノキ、ミズナラなどが植樹されました。
気仙沼市内から参加した50代の男性は、「1日も早く活気のある気仙沼に復興してほしいと思います」と話し、もくもくと植樹作業をしていました。

第5回海辺の森植樹祭の様子
2000本の苗木は、1本ずつ大切に植樹されました。

(取材日 平成27年10月3日)