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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年11月10日火曜日

2015年11月10日火曜日9:30
こんにちは。kaiiです。

平成27年10月22日、大阪,滋賀,静岡,仙台(気仙沼)の各弁護士会所属の弁護士有志による「講演会と法律相談会」が気仙沼市で開催されました。

東日本大震災以降、被災地で無料法律相談活動をしている大阪,滋賀,静岡,仙台(気仙沼)の
各弁護士会所属の弁護士有志の皆さんが
菅原茂気仙沼市長を表敬訪問しました。
(撮影:平成27年10月23日)

気仙沼市で講演会と相談会が開催されるのは、平成23年9月に気仙沼市大島で開催されて以来2回目です。


昨年、同団体は名取市で相談会を開催しました。

小橋弁護士の講演に真剣に聞き入る人たち
午後2時から開催された講演会では、大阪弁護士会所属の弁護士小橋るりさんが、「特殊サギにあわないために、もし、あってしまったら」という演題で講演しました。


講演の中で、小橋さんは、1件(1日)あたりの被害額が、341万円であることなどを紹介しました。
これは、多額の振り込めサギだけの金額ではなく、アダルトサイトなどをうっかり開いてしまって請求される少額のサギも含まれていることを紹介しました。


会場を訪れた、50代の女性から、「電話帳から調べたのか、北海道の業者を名乗り、『カニを送ってほしいと父から頼まれましたので送ります』と亡くなった父が送り主の『送りつけサギ』らしい電話があり友人に相談した」という実体験が紹介されました。
高齢者を狙って物を送りつけるサギへの対応策についても質問されました。

特殊サギについて講演する小橋るりさん
小橋さんは、「おかしいと思ったら、お金を振り込まないこと、誰かに相談することが大切です」と話し、サギに合わないよう注意を呼び掛けました。

その後、無料法律相談が開催されました。
労働問題や経営についての相談をする人が来場し、相談会が行われました。

大阪,滋賀,静岡,仙台(気仙沼)の各弁護士会所属の弁護士有志の代表を務める大川哲次弁護士(右)と
 今回の講演会と相談会を企画した井上圭吾弁護士(左)
「講演会と無料法律相談会」を主催した、大阪,滋賀,静岡,仙台(気仙沼)の各弁護士会所属の弁護士有志代表を務めるの大川哲司弁護士は、
「私たちは、東日本大震災前の平成19年から弁護士のいない離島で、無料の法律相談会を開催してきました」
「東日本大震災が発生して以降は、年に一度、震災被災地で無料の法律相談会を開催しています。今回で離島での活動も含めて19回目の相談会になります」

「私たちは、大阪を中心に近畿地方に住んで弁護活動をしています。震災が発生した時の映像を見て、法律家である私たちができることを被災地でしようと私が呼び掛け、法律相談会を開催することになりました」
と話しました。


23日朝には、菅原茂気仙沼市長を表敬訪問し、気仙沼市長から復興の様子などについて説明を受けました。

活動に対する御礼と復興の状況を説明する菅原茂気仙沼市長
気仙沼市長からは、活動に対しての御礼と復興、復旧の現状の説明が行われました。

気仙沼市長に活動の報告と今後の活動について話す大川弁護士

大川弁護士は、
「震災から5年を経て、今回で被災地での法律相談を終了しようと考えながら気仙沼に来ましたが、復興まで、まだ10年以上かかるのではないかという現実を目の当たりにし、来年以降も被災地での活動を継続し、被災者の皆さんに寄り添っていきたいと思います」
と話し、被災地での活動の継続に意欲をみせました。


震災から5年目。
被災地の本格復興はこれからです。

(取材日 平成27年10月22日)