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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年10月2日金曜日

2015年10月2日金曜日10:03
こんにちは。「カツオ」大すきkaiiです。

今年も「生鮮カツオ水揚げ19年連続日本一!」へ向かって、邁進する気仙沼港に、新しい名物「カツオのたまご」が誕生しました。

「カツオのたまご」?
カツオ水揚げ日本一の気仙沼だから提供できる商品なのかな?
見たことないけど・・・「カツオのたまご」ってどんな形なのかな?

・・・と思いを巡らせながら、気仙沼市南町にある復興屋台村気仙沼横丁内に平成27年8月21日にオープンした「こばらぼ」に出掛けました。

「カツオのたまご」とは、カツオのなまり節とマッシュポテトを混ぜ合わせ、直径2cmほどの大きさに丸めて油で揚げたスナック菓子です。

「カツオのたまご」はポテトのホクホクの食感と
なまり節の香りがマッチしたスナック菓子です
(写真提供:こばらぼ店長 吉田信さん)

「カツオのたまご」は、「こばらぼ」を運営する「気仙沼波止場(けせんぬまわーふ)」の小野寺亮子社長が開発したスナック菓子です。

ヒントとなったきっかけは、気仙沼の高校生が企画した「なまり節ラー油」。
この「なまり節ラー油」は、レストラン「WASHIN TOKYO」(東京)が、東京での販売協力をしました。

小野寺社長は、「WASHIN TOKYOと一緒に「なまり節ラー油餃子」を開発・販売しましたが、その際、なまり節の美味しさ、香りの良さなど持てる魅力を再発見したそうです。

---「なまり節」を使った、温かくて食べやすい、それでいて、「新しいもの」をつくれないか?

これを目標として、WASHIN TOKYOと一緒に、試作を繰り返して開発しました。


「カツオのたまごは、1つ1つお店で手で丸めているため手間がかかりますが、美味しくするために頑張っています」

と小野寺社長は話します。

こばらぼの「カツオのたまご」
マヨネーズやトマトケチャップなどが添えられています


「カツオのたまご」というユニークな名前は、試作を繰り返し、スタッフで丸めている時に、その形状から名づけられました。
「本当にカツオのたまごが入っているの? カツオの卵って本当にあるの?」などと名前のユニークさも話題になっています。

小野寺社長は、
「気仙沼は、海鮮丼やお寿司、定食などの食事は充実していますが、小腹が空いた時に食べられるものが少ないと感じていました。内湾を散歩しながら食べられるファストフードがほしいと考えて開発しました」

「こばらぼ」を運営する「気仙沼波止場(けせんぬまわーふ)の小野寺亮子社長は
「カツオのたまご?食べに来てけらいん!」と話しています

「地元の皆さんにたくさん足を運んでいただいて、気仙沼の人たちの小腹を満たすものを考え出していきたいと思います」
と話します。

現在の計画では、復興屋台村気仙沼横丁は平成28年秋ごろに閉鎖予定です。
この時期になぜ仮設店舗に新店舗を出店したのかを小野寺社長に伺うと、

「仮設商店街内に空き店舗が目立ち始め、仮設店舗に入る人足が減り、売上も減少しています」

「仮設商店街の中に新店舗が開店し話題を作ることで、仮設商店街全体の、人の循環をつくりたいと考えています」

「今まで仮設店舗に入ったことがない、足を運んだことがないという女性や家族連れ、若い世代のお客様に来ていただけるような展開をしていこうと考えています」

「こばらぼ」店内の様子
「店名『こばらぼ』は、小腹を満たす研究室(laboratory)」という意味の造語です。私たちは、気仙沼の人たちの新しいニーズを探りながら、本設置店舗での営業向けて活動していこうと考えています」
と話します。

「こばらぼ」の「カツオのたまご」は、魚の苦手な人でも、「これなら食べられる」と子どもからお年寄りまでの広い年齢層に人気を集めています。特に、子どもたちや魚の苦手な外国人に人気になっています。

見た目と食感が違って一瞬の驚きがあるところ、なまり節の良い燻製の香りが鼻にふっと抜けるところが美味しいと評判です。販売開始から、約1カ月で約800食を販売しました。

「カツオのたまご」は通年で販売されます。

店長の吉田信さんの焼くクレープも、モチモチの食感がクセになると人気です。

店長の吉田信さんの焼くクレープも人気です
こばらぼ:
住所:宮城県 気仙沼市南町4丁目2-19 復興屋台村気仙沼横丁内
電話:070-4036-5691
https://www.facebook.com/cobarabo


営業期間が残り1年ほどになった仮設商店街に突如現れた「カツオのたまご」。
仮設商店街の売上の回復と新しい人の回遊を作る起爆剤になることを願っています。


(取材日 平成27年9月15日)