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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年10月13日火曜日

2015年10月13日火曜日7:09
こんにちは、にゃんこです。

8月29日、仙台市青葉区落合に完成した「落合復興公営住宅」で入居者と地域支援者の初顔合わせとなる交流会が行われました。

「落合復興公営住宅」はJR仙台駅から仙山線に乗って約20分の陸前落合駅から、徒歩約5分程の場所に位置します。
西側には宮城広瀬高校、その隣には宮城県立こども病院もあります。
さらに駅を挟んで南側には大型スーパーやホームセンター、ドラッグストア、ベビー用品専門店などもあります。

一帯は近年、宅地開発が進んでおり、子育てに適した居住環境として特に若い世代に人気のエリアです。
ただ、津波被害のあった沿岸部からは仙台市の中心市街地を挟んで直線でも20キロメートル程も離れていて、被災した方々にとってはなじみの薄かった地域ではないかと思います。


112世帯を有する落合復興公営住宅

集会場の入り口では華やかな七夕飾りがお出迎え

集会場には、入居者の方約50名と「落合栗生地区社会福祉協議会」をはじめとした支援者約30名が集まりました。


「お隣の方や近所の方との触れ合いを大切にしてほしいと思います。今日は皆さんを支援するさまざまな団体の方も参加していますので、不安なことや困ったことがあれば気軽に相談してください」
と歓迎のあいさつをしたのは会を主催する「落合栗生地区社会福祉協議会」の石田哲男副会長。

「蕃山と広瀬川に囲まれたとても環境のいい場所。
生活するには最適ですよ」と石田哲男副会長

また宮城総合支所まちづくり推進課で落合復興公営住宅を担当する大友さんは、
「ここは仙台市内でも比較的大きな復興公営住宅です。今後は入居者同士のコミュニティも必要になってきますので、皆さんと協力しながら一日でも早く自治会を設立できるようサポートしていきたいと思います」とあいさつしました。


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少しでも地域のことを知ってほしいと披露されたのは、地域にまつわる昔話を題材にした方言紙芝居「蕃山と龍神さま」。

これには子どもたちも興味津々!

紙芝居の舞台は仙台市の西郊に位置する蕃山のふもと、つまり現在の落合栗生地区です。
今から220年前、干ばつが続いて困った村人たちが大きな龍を作り蕃山へ奉納したところ願いが届き雨が降ったと言い伝えられているお話です。

方言紙芝居「蕃山と龍神さま」。
手作りならではの温かみが伝わりますね

龍を蕃山へ担ぎ上げる場面では、
「わっしょい!わっしょい!」「よいしょ!よいしょ!」と会場のみんなで掛け声!

なじみのある語り口調や今も残る地名が登場することもあり、皆さん真剣。
私もつい仕事を忘れて聞き入ってしまいました。

ちなみにこの龍を奉納したという山が、蕃山の峰の一つ「蛇台蕃山」と言われているんだそうです。

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最後は、お茶とお菓子を楽しみながらの茶話会!
入居者同士、そして支援者の方も一緒にわいわい。
会場はたくさんの笑顔があふれ、さらに和やかな雰囲気に包まれました。



交流会を終え、仙台市社会福祉協議会青葉区宮城支部事務所の菅原所長にお話を伺いました。
「初めて会った人同士とは思えぬほどに各テーブルとも大いに盛り上がり、サロン開催の必要性を改めて強く感じました」

また、落合栗生地区社会福祉協議会の地域福祉活動推進員の仲野さんは、
「ゆくゆくは入居者自身でさまざまなイベントを開催できるようにするのが地区社会福祉協議会の役割と考えて支援して行きたいと思います」
と話しました。

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復興公営住宅の入居に伴い、各地域では積極的に交流会が行われています。
ココロプレスではその模様を引き続きお伝えしたいと思います。


(取材日 平成27年8月29日)