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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年9月8日火曜日

2015年9月8日火曜日8:00
こんにちはエムです。

この9月、神社の完成を祝う竣工奉祝祭という、とても珍しい祭儀が行われます。今回はそのご案内です。
祭儀が行われるのは、石巻市雄勝町大浜地区に鎮座する葉山神社です。

葉山神社は、東日本大震災の大津波により甚大な被害がありました。
御社殿・社務所が全壊、社務所に保管してあった獅子頭や古文書が流出した他、国指定重要無形文化財「雄勝法印神楽」の神楽面や装束などの道具が流されるなどの被害がありました。

また雄勝町全体では、建物の約8割が壊滅的被害を受け、今だに6割以上の住民が地元に戻れない状況です。

「地域住民のコミュニティのよりどころ」「地域の伝統文化の継承の中心」となる葉山神社の再建は、雄勝の住民の皆さんにとってとても意味深い、心待ちにしていたことであるのは、想像に難しくありません。

仙台総鎮守、国宝・大崎八幡宮の復興支援先でもある葉山神社再建の様子は、このココロプレスでもお伝えしてきましたが、いよいよ御社殿が完成し、竣工奉祝祭が執り行われる運びとなりました。
地域住民や氏子の方だけではなく、もちろん誰でも参加、参拝することができます。


前回の記事
2015年5月4日 月曜日
地域の絆と文化は神社から~大崎八幡宮復興支援(仙台市、石巻市)
http://kokoropress.blogspot.jp/2015/05/blog-post_4.html



前回は神社の「上棟祭」(一般的には棟上げ、建前のこと)をご紹介しましたが、今回も「遷座(せんざ)祭」という聞き慣れない祭儀があります。
しかしそれは当然で、神社を新築したり、改装・修理などをする際にしか行われない祭儀ですので、そんな機会は一生の中でも滅多に出会えません。
( ※ 遷座祭 ——— 神殿を新しく造営、修理する際、竣工後御神体を移す祭儀のこと)

御神殿・上棟記念奉祝祭(2015年3月28日)

遷座祭が行われる19日の夜も含め、奉祝期間の2015年9月20日(日)~27日(日)は、さまざまな奉納行事が行われます。

◆ 遷座祭
9月19日(土)19時開始
神職、神楽師、神社役員総勢40人が行列を組み、浄闇の中で社務所から御神殿へ、ご神体を遷します。
終了後、社殿内で雄勝法印神楽の「夜神楽」の奉納があります。壁が開け放たれ、社殿が能舞台のようになり、外からも見ることができます。

◆ 竣工奉告祭
9月20日(日)10時開始
御鎮座された大神様へ建物の完成を奉告する神事。
11時からは雄勝法印神楽の奉納、太鼓演奏の奉納などが行われます。
また18時45分からは、宮城県内の神社では初となるプロジェクションマッピングが行われます。

9月26日(土)・27日(日)は本宮石神社、葉山神社の秋季例祭とも重なり、雄勝法印神楽や太鼓演奏などが奉納されます。
雄勝法印神楽はこの4日間で、現在演じることのできる24演目を全て奉納しますが、中には20年ぶりに行われる演目もあるそうです。

葉山神社宮司の千葉秀司氏からメッセージをいただきました。

「東日本大震災大津波により、全壊しました御社殿及び社務所の新築工事も、日本財団さまをはじめ、全国の皆さまからのご奉賛、お力添えにより再建工事が進み、このたび竣工奉祝祭を迎えることとなりました。
数百年に一度の大きなお祭りとなります。
皆さまには是非とも雄勝へ訪れ、ご参拝いただき、ご威光高まる葉山神社の大神様のお力を授かりますよう、ご案内申し上げます」


関連記事
2014年5月22日 木曜日
桜の舞台で舞を奉納(石巻市雄勝町)
http://kokoropress.blogspot.jp/2014/05/blog-post_422.html


葉山神社
宮城県石巻市雄勝町大浜字大浜6-2
電話:0225-58-3335
FAX:0225-25-7359
mail:ishimine926@blue.ocn.ne.jp
http://isono-hayama.blogspot.jp/


(取材日 平成27年9月3日)