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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年9月28日月曜日

2015年9月28日月曜日9:38
こんにちは、にゃんこです。

8月26日、多賀城市の西部児童センターで開催された「ママの立場で伝える防災・減災 非常時に備えて」
私も小さい子どもを持つママの一人としてこのワークショップに参加してきました。
講師はママさん防災士として活躍する、佐藤美嶺さんです。

「防災士会みやぎ」の理事でもある佐藤美嶺さん

前回は乳幼児のいる家庭に向けた備蓄と災害食のポイントについてお伝えしました。
今回はその続きをお伝えします。

前回の記事はこちら↓
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2015年9月18日 金曜日
乳幼児の家庭に向けた備蓄と災害食のヒント~「ママの立場で伝える防災・減災」[前編](多賀城市)
http://kokoropress.blogspot.jp/2015/09/blog-post_27.html
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◆覚えておくと役立つ知恵!
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「災害の不安からママにしがみついて離れなくなる子どももいます。そうなるとママたちは“短時間で、子どもが食べやすいものを、限られた食材で、簡単に”作らなければなりません」

それを実践するためのコツは―?

①乾物を上手に食べる!
「乾物は敬遠しがちですが、上手に使うととても役立つ食材です。例えば、切り干し大根は戻した水でそのまま煮る、ヒジキは戻さずにご飯と一緒に炊くといった工夫を。粉末の青汁でも、子ども用のおやきに混ぜたり、ポタージュスープに混ぜたりすると嫌がらずに食べてくれるようです」

②レトルト食品や缶詰を上手に食べる!
「日持ちするものというと、どうしても乾物、レトルト食品、缶詰がメインになりますよね。でも意外に普段の食事では使いづらかったりしませんか? 災害時に上手く活用するために、普段の食事にも取り入れてみてほしいと思います。
レトルト食品というと気が引けるかもしれませんが、『今日は疲れたから、簡単にできる災害食の練習!』とポジティブに考えてぜひ試してみてください。実際に食べてみると、家族やお子さんの嫌いな味も分かりますし、組み合わせるとこんなメニューができるんだ、など新しい発見もあります。ただし、レトルト食品や缶詰を使った食事は、塩分過多にならないよう、何かを混ぜて薄めて食べるなどの工夫を忘れないようにしましょう。
私は、災害食は短い時間で簡単に作られる『究極の手抜き料理』だと思っています。普段の生活でも取り入れられるような、簡単でおいしいメニューを災害時にも活用できるのが一番です」

③洗い物を減らすために!
「災害時、水道が止まると水を自由に使えないため、『フライパンや鍋は…』という方もいらっしゃると思います。でも、フライパンにクッキングシートを敷いて焼いたり、魚や肉はホイルに包んで蓋をして焼いたりと、工夫して使ってみてください。
食器には、ラップやポリ袋をかぶせて使うと洗い物が出ません。また、感染予防のため、食器には名前を書いてその人専用にするのがおすすめです」

◆注意◆
食中毒の原因になるので、作り置きは絶対にしないようにしましょう!

最後に災害時のメニューを考えるコツとして、「買い忘れたがチャンス!」と佐藤さんは話します。
「普段食事を作っているときに買い忘れた!というときがあると思います。じゃあ買いに行こうではなく、家にあるもので何か代用できないかなと考えることが新たなアイディアが生まれるとき。ぜひ試してみてください」

災害食を作ってみよう!~アルファ化米で和風おやき~
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この日はみんなでアルファ化米を使った災害食作りに挑戦!
「アルファ化米は水やお湯を入れるだけで簡単に戻せるのでストックしておくと便利。
白飯は味が付いていないので、アレンジしやすいですよ」
と佐藤さん。
今回使用したアルファ化米

気になるレシピは、記事の最後でご紹介します!


「前にアルファ化米を食べたことはあるけど、あまりおいしいとは思えなかった。これなら大人も小さい子どもも喜んで食べられますね」
「普段はワカメやネギは絶対食べてくれないのに、今日はバクバク食べてます」
「災害食じゃなくて、普段のメニューにも使える!」
と参加者の方々。

レシピ「アルファ化米で和風おやき」
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[材料](目安:直径10cmのおやき約5枚分)
・アルファ化米(白米)…1袋
・卵…2個
・ワカメスープ…1人前
・ゴマ…適量
・ネギ…適量
・サラダ油…少量
※スープの種類によって味が変わります。味が薄い場合は、めんつゆや醤油などで調整しましょう

[使用する道具]
・卓上コンロまたはIHヒーター
・フライパンまたはホットプレート
・皿
・キッチンバサミ
・フライ返し
・スプーン(アルファ化米の中に入っています)
・ラップ
・食品用のビニール手袋
・新聞紙(下に敷く用)など

[作り方]
1.アルファ化米にお湯または水(記載している量)とワカメスープを入れてもどす。
2.もどしている間にキッチンバサミでネギを細かく切る
3.アルファ化米がもどったら、パッケージの中に溶き卵、ネギ、ゴマ(必要に応じてめんつゆなど)を入れてよく混ぜる。
4.熱したフライパンまたはホットプレートに油をひき、両面をこんがりと焼いたら出来上がり。

アルファ化米が小分けになっていない場合は、ポリ袋の中にすべての材料を入れて混ぜると洗い物が出ません。


ぜひ皆さんも試してみてください!

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ママの立場で考える防災・減災
https://sites.google.com/site/bousaisatomine/

【連絡先】
佐藤美嶺さん
minesato.bosaicoza@gmail.com


(取材日 平成27年8月26日)