header

宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

ヘッダー写真説明文

写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年8月19日水曜日

2015年8月19日水曜日10:50
こんにちは、にゃんこです。

この夏は全国各地で記録的な猛暑日が続いていましたが、皆さん体調は大丈夫ですか。
連日30℃超えの真夏日が続いたときには、暑さが大の苦手な私は夏バテしてしまいました。

でもこう暑いとやっぱり恋しくなるのは、冷た~いビールですよね!
そんなビール好きにぴったりのイベントがあると聞き、早速JR仙石線に飛び乗ってやってきたのは…

震災後2013年11月に完成した新駅舎

JR仙石線多賀城駅。
そして、この日駅前で開催されていたのが、



「多賀城ビアサミット ~TAGAJO BEER SUMMIT 2015~」!


7月のイベント情報記事でもお知らせしておりましたが、7月17日から3日間に渡り開催されました。

多賀城市でビアサミットが開催されるのは初!
そのためか、初日の17日は雨にも関わらず会場は大にぎわい。

ちなみに「多賀城ビアサミット」のネーミングには、みんながマチの主役になって、ワイワイ盛り上げようという思いが込められているそうです。

写真提供:TAP多賀城
テントに座れない人たちは、なんと傘をさしながらの参加!

写真提供:TAP多賀城

----------------------------

このイベントを主催したのは、「市民がわくわくできるまちづくり」を目指し、多賀城市で2005年から活動している市民団体「T・A・P多賀城」です。

「震災前から多賀城の駅前は暗く、閑散としていたんです。だから駅前を中心にしてみんなが集まれるにぎわいのある場所を作りたかったんです」

こう話すのは「T・A・P多賀城」代表代行を務める加藤則博さんです。

2006年にスタートし、今では冬の風物詩となっている「多賀城駅前イルミネーション悠久の詩都(まち)の灯」も「T・A・P多賀城」が企画・運営しています。

写真提供:TAP多賀城

実は加藤さん、以前もココロプレスでご紹介しているんです。
多賀城で生まれ育ち、この街が大好きだからという加藤さんの真っ直ぐな想いが綴られています。

=====================
2013年3月1日
駅前イルミネーションに込めた想い
http://kokoropress.blogspot.jp/2013/03/blog-post_9275.html
=====================

「遊び心を盛り込みながら、情報発信、情報交換ができるようなイベントを」と加藤さんたちの想いが込められた
「多賀城ビアサミット」。

会場ではビールを提供したキリンビール仙台工場が開催したクイズ大会やジャンケン大会なども開催され子どもも大人も大盛り上がり!

「一番搾り」ができまでの工程を学びながらクイズに挑戦!

さらに会場で人気を集めていたのは、写真撮影を楽しめるようにと設置されたオリジナルのパネルやメッセージ入りのコースター。なんといっても目を引く可愛らしいデザインが魅力的!

(左から)多賀城市商工観光課吉田さん、大内さん、「T・A・P多賀城」の加藤さん。
「I♥TAGAJO」、「一緒に飲もうよ!」「二次会行こうよ!」などいろいろなメッセージが入ったコースターも大好評♪

「こういったアイディアは行政主導ではなかなか出てこないんですよね」と話すのは多賀城市商工観光課の吉田さん。

「行政主導のお祭りやイベントはあまり長続きしないけれど、市民が考え自ら行動したものは成功する。でもどちらか一方ではなく、アドバイスをもらったりとお互いの強みを活かしながら取り組むことが大切なんです」
と加藤さん。

また取材日当日、会場にはキリンビール株式会社仙台工場の柴田実工場長も来場。
お話をお伺いすることができました。

「街を活性化するためビアサミットをやりたいという想いを聞き、今回協賛することになりました。また多賀城駅からは工場見学者用のバスを運行していることもあり、多賀城とはつながりが深いんです。震災から4年以上が過ぎてもまだまだ復興途中。一日でも早く本来の意味のでの復興を遂げるために、できることがあれば協力していきたい」
と温かいお言葉をいただきました。

そして最後に加藤さんは、
「今年をプレオープンとして、定着したイベントに成長させたい!」
と力強く締めてくださいました。

多賀城の新たな夏の風物詩となるべく今年スタートを切った「多賀城ビアサミット」。
今年行けなかったという方はぜひ来年を楽しみにしていてくださいね。

----------------------------------
市街地活性化をめざし、再開発事業が進む多賀城市。
JR仙石線多賀城駅の北側には、文化交流の拠点となる市立図書館や書店、カフェ、レストラン、コンビニエンスが入った地上3階建のビルが平成28年春のオープンを目指し工事が進められています。

多賀城駅北口駅前広場の西側。書店にはレンタル大手のツタヤが入ります
さらに、北口駅前広場の東側には、子育てサポートセンターや保育所、老人デイサービスセンターが入る地上4階建のビルが建ちます。こちらもオープンは平成28年春の予定です。

仙台駅から約20分と交通の利便性も高く、仙台うみの杜水族館や三井アウトレットパーク仙台港などにも近いことから近年注目が集まる多賀城市。
駅前の再開発に伴い、さらに快適で魅力のある街へと変貌を遂げつつあります。

人も街も、たくさんの“楽しい、面白い”が詰まったこれからの多賀城に、ぜひ皆さんも注目してください。


(取材日 平成27年7月18日)