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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年8月13日木曜日

2015年8月13日木曜日15:00
日本各地で大雨が続いています。被害がないといいですね。
10年ほど前から、「日本の夏はこんなに暑かったかな?」と最近の暑さに疑問を感じているkaiiです。
大雨、土砂災害の多くなる時期です。命の安全を考えた行動が必要ですね。
暑さによる熱中症にも注意しましょう。

平成27年4月25日に発生したネパール大地震の後、宮城県気仙沼市田谷のネパール・インド料理レストラン「イエティ」には、気仙沼市民や近隣地域の人たちから「母国のために役立ててください」とたくさんの善意が寄せられました。


2015年5月15日 金曜日
母国のために役立ててください~広がるネパール地震被災地支援~(気仙沼市)
http://kokoropress.blogspot.jp/2015/05/blog-post_15.html

2015年5月29日 金曜日
ネパール地震から1カ月。気仙沼市からネパールへ贈られる思い(気仙沼市)
http://kokoropress.blogspot.jp/2015/05/1_29.html

ネパールの被災地に日本からの善意を届けた
ディパック・ラジ・ケーシーさん
ネパール出身のディパック・ラジ・ケーシーさん(38)は、地震発生から20日が過ぎた、5月13日、母国ネパールに、気仙沼市民などから集まった善意のお金を持って、一時帰国しました。

ネパールでは、持参した義援金で、被災者に食糧やテントなど購入し、当座の生活に必要な主食の米などを徒歩で届けました。

ケーシーさんに託された日本の人たちからの善意は
ネパールの被災者に直接届けられました
(写真提供:小野一太さん)
現地は、雨季で湿度が高く、山岳地域のため支援活動も困難を極めました。
ケーシーさんも、一時体調を崩し、現地の病院で手当を受けました。


ケーシーさんに、震災から2カ月が過ぎたネパールの様子を伺いました。

質問1)ケーシーさんが帰国して、今感じていることや考えていることを教えてください。

ネパールの国民のために、気仙沼市民の皆さん、日本の皆さんが私たちに義援金を預けてくださったことに感謝しています。
ネパールでは、生活が困窮している被災者を中心に、皆さんの善意を、米、テント、お金で届けました。ありがとうございました。

私たちが勤めているネパール・インド料理レストラン「イエティ」の店内で、ネパールの様子、現地での支援の様子を写真で紹介しています。

私たちの国は標高の高いところにあり、山岳地帯には復旧工事のための重機が入ることができない場所もたくさんあります。家屋の多くがレンガで建てられています。そのため、地震で大きなひびが入っている家屋も多く、余震などでいつ倒壊するか不安な建物も多いです。

ネパール大地震で倒壊した住居
(写真提供:小野一太さん)
質問2)ネパール大地震から2カ月が過ぎた被災地の様子を教えてください。困っていることはどんなことですか。

ネパールは現在雨季です。湿度が高く、スコールのような強い雨が降ります。
クロヒョウや、毒ヘビ、ヒルなどの野生動物がたくさんいます。
子どもや女性の中には、地震の後、余震が続いていることもあり、地震への恐怖から、建物の中で眠ることに恐怖心をもっている人がたくさんいます。
今、ネパールの被災者たちに必要なものは、余震で倒壊することがなく、ヒョウなどに襲われることもない、安心して眠るための住居です。
日本の東日本大震災後の仮設住宅ほどのものでなくても安全に眠るための場所は必要です。

ネパール被災地で暮らす人たちが建てた住居の様子
(写真提供:小野一太さん)
質問3)女性や子どもたちが困っていることはどんなことですか。

余震が怖いことだと思います。
生活などで不自由を感じていることについては、私にはよく分かりません。


質問4)ネパール地震の後、1カ月間お店を休みましたが、6月16日に再開してからの様子はどうですか。

店が再開するのを心待ちにしていた気仙沼の人たちが来てくれています。お店のファンが待っていてくれました。地元紙を読んで再開したことを知ったと応援に来てくれる人もいます。



質問5)今後、ネパールのために私たちができることはありますか。

ネパールにはまだまだ支援が必要です。
私たちは、店で働いてお金を貯めて、また母国ネパールに一時帰国し支援活動をします。

レストランには、ネパールのために皆さんの善意を引き続きお願いする「募金箱」を設置しています。ネパールへの継続的支援をお願いしています。

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ネパール、インド料理レストラン「イエティ」のオーナー小野一太さんは、日本の多くの皆さんと気仙沼市民の皆さんにネパール共和国の大地震被災地へ支援いただいたことに感謝しています。

気仙沼市民から寄せられた善意に感謝の思いを伝える小野一太さん
私たちは、今後もネパール共和国の人たちのためにできることを支援し続けていきたいと話しています。

ケーシーさんたちは、気仙沼市民や支援をいただいた人たちへの感謝の気持ちを込めて、「イエティ」を会場に、現地から音楽家を招いたミニライブなどの開催も企画しています。

東日本大震災被災地の気仙沼市民から、遠くネパール共和国の大地震被災地に届けられる善意には、「共に復興」への願いが込められています。

(取材日 平成27年6月24日)