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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年8月11日火曜日

2015年8月11日火曜日16:18
こんにちはエムです。

今年も8月6日~8日の3日間、仙台七夕まつりが行われました。3日間の人出は昨年より13万5000人上回る約217万7000人でにぎわいました。
6、7日の気温は35度を超す猛暑日でしたが、やっと涼しい風を感じるようになった8日は、最終日とも重なって最高の人出を記録したようです。


東日本大震災後5回目を迎えた仙台七夕は、戦後の復活から70回目に当たります。

さまざまな報道媒体でも戦後70年が大きく取り上げられていますが、世の中の動きを危ぶむ声も大きくなっている現在の時世もあるのか、震災と戦争という悲惨な出来事を重ねて考え、「平和」を願う気持ちがより強くなっているように感じます。

そんな今年の仙台七夕に込められた“願い”をお伝えします。

毎年注目されている藤崎百貨店の七夕飾りは、仙台市の全小中学校によるもの。
今年のテーマは「星に願いを、緑の故郷」(主催/仙台市教育委員会)

「早くみんなが『笑顔』になりますように」
「あいさつでつなぐ地域との絆」

「美しい故郷仙台。今度は私たちがこの故郷を美しくしていく番だ」
「大震災の記憶が風化しませんように」

七夕飾りの竹笹に書かれた願いは、低い場所にあるものは読むことができます。

「吹流し」「折り鶴」「短冊」「打ちあみ」「屑かご」「着物」「巾ちゃく」は
仙台たなばたに欠かせない七つ飾りです

「震災で星になったたくさんの人々が無事家族のもとに帰ってこれますように」
「健康に毎日が楽しく過ごせますように」

「きゅうきゅうしゃのひとになれますように」
「世界が平和になりますように」

一番町一番街商店街の「青葉通」側に飾られていたのは「みんなで作ろう“地下鉄 WE 七夕”」と題された吹流しと、パネルに貼られた短冊です。


これは近くに地下鉄の駅ができることを周知するため、「街ナビプレス社」「kurax(クラックス)」「地下鉄東西線」がコラボした企画です。

集まった短冊は、事前にクラックス館内に設置された応募箱に投函されたものや、7月中旬に店頭で開催されたワークショップで書かれたもの。
そしてこの七夕期間中も募集は続き、多くの人の願いがこもった短冊は、吹流しやボードに貼られ展示されました。

「せんそうやめになて」小さな子どもまでも不安を感じている世の中なのか
……考えさせられました


「○○になれますように」や「家族の幸せ」を願う短冊が多い中にも、「世界平和」「震災からの復興」などを願う短冊が目を引きました。

たくさんの人が書いた短冊を集め、全5基ある吹流しは、そのうちの2基を七夕期間中に完成させました。

「エコな吹流し」。折り鶴はフリーペーパー、短冊は七夕飾りに使われた
竹でできている「竹紙」を使っています


勾当台公園おまつり広場に設けられた「織姫・彦星ひろば」の短冊コーナーにも、たくさんの短冊が飾られました。

海外から訪れた方が書いた短冊もありました




「家族の幸せ」「世界の平和」「震災からの復興」などが書かれた短冊。
その数だけ願いがかなうといいですね。


◆ 仙台七夕まつり協賛会
http://www.sendaitanabata.com/

(取材日 平成27年8月8日)