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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年7月4日土曜日

2015年7月4日土曜日8:03
石野葉穂香です。

いよいよ夏本番。
7月~8月にかけてのこの時期、県内各地で大小いくつもの夏祭りが開催されます。
「仙台七夕」「石巻川開き祭り」といった全国にその名を知られる大きなものから、小さな村祭りのような地域単位のイベントまで、実にさまざま。

7月の第2日曜日である12日には、早くも、岩沼市玉浦地区にある岩沼「みんなの家」で、「祝! 竣工2周年記念 みんなの夏祭り」が開催されます。



こちらのイベントは、昨年もココロプレスで紹介させていただきました。

2014年8月7日(木曜日)
みんなでつくる「みんなの家」の一周年記念夏祭り!(岩沼市)
http://kokoropress.blogspot.jp/2014/08/blog-post_93.html

今年もまた、ぜひ、多くの方においでいただけたらと思います。

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夏のお祭りは、お盆や七夕にちなんで、多くは旧暦の6月~7月に開催されます。

また農村社会では、炎天下での農作業の疲れを癒すためだったり、農作業の妨げになる眠気(睡魔という悪神)を追い払うために行われたりもします。
青森県の「ねぶた」「ねぷた」はその代表的なものですね。

東北地方の人たちは働き者です。

昨年の夏まつりの様子です。
地域の皆さんをはじめ、多くの方が参加されました
一方、都市社会では、疫病が流行するのを防ぐための祈願と啓蒙のために始まったものもあります。

例えば京都市の「祇園祭」。
1146年前、あの貞観地震があった貞観11年(869)、都では疫病(疱瘡と言われています)が流行しました。

人々は、これを祇園牛頭天王(あばた顔の神様)のたたりだと考え、祇園の神様を祭り、おみこしに担いで厄災を追い払おうとしました。

これが祇園祭の山鉾巡行の始まりとされています。

屋台もたくさん出店の予定。でも、プロの業者さんではなく、
「みんなの家」を運営するインフォコムのスタッフや
地元の活動家さんたちによる手づくり屋台です

由来や始まりも実にさまざまですが、夏祭りは、何といっても楽しいもの。
地域の人々が集い、帰省してきた家族や仲間も観光客も加わって、浴衣や笑顔の花が咲きます。

東日本大震災では、津波被害によって、地域そのものが失われて、人々の暮らしもバラバラになってしまうなどしたために、失われてしまった夏祭りもあります。






でも、その一方では、地域の新しい拠点施設で始められた新しいお祭りが、文字どおり「みんなの心」をもう一度つないでいるケースもあります。

そのひとつが、岩沼「みんなの家」の夏祭り。

みんなの笑顔が集う場所。
今や地域になくてはならない施設になっています


7月19日(日曜日)には、震災後の集団移転事業で完成した「玉浦西地区」で、まち開きのイベントも開催されます。

新しいまち、新しい地域では、これからまた、きっとみんなの心を一つにしてくれる、新しい夏祭りが生まれてくるはず。

2周年を迎えた岩沼「みんなの家」の「みんなの夏祭り」は、地域のにぎわいの起爆剤であり、これからきっと生まれていく地域のさまざまな祭り=地域コミュニティ創出・再生の、いわばさきがけとなるもの。

7月12日の日没は18:50過ぎ頃です。
昨年はスーパームーンの日でしたが、今年の月の出は深夜1時過ぎ。
でも、晴れたなら、きっと大きな星空が頭上いっぱいに広がるはずです
玉浦地区を盛り上げてくださる多くの方のご来場をお待ちしています。

(取材日 平成27年6月29日)