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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年7月15日水曜日

2015年7月15日水曜日10:35
こんにちは。kaiiです。

東日本大震災の発生後、阪神・淡路大震災の経験・教訓を被災地の人たちに伝え、「1日も早い復興」のお手伝いをしようと駆けつけて来てくださったのは、兵庫県や神戸市の県民、市民の人たちでした。
大津波の被害を受けた沿岸被災地の避難所の運営、高齢者のお世話、まちづくりなど、さまざまな分野で、震災から4年が過ぎた今も支援を続けられています。

平成27年7月6日、水越浩士神戸ロータリークラブ会長(神戸国際会館社長、神戸製鋼所前会長)が神戸から宮城県名取市、石巻市、女川町、南三陸町と気仙沼市を視察し、気仙沼市役所を7名で訪れました。

気仙沼市長を表敬訪問した兵庫県・神戸市の皆さんと
気仙沼市議会議長、副議長

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気仙沼魚市場前の様子
気仙沼市内では3月に入居が始まった階上地区の戸建て災害公営住宅、南気仙沼地区の水産加工団地、津波火災被害の大きかった鹿折地区の嵩上げ工事の様子を視察しました。

気仙沼市への表敬訪問では、復興の現状と課題について、菅原茂市長と守屋守武(もりや もりたけ)市議会議長、村上進副議長と意見交換をしました。

この度の視察は、平成27年3月11日に「人と防災未来センター」(兵庫県神戸市)主催の「語り部シンポジウム」のパネラーの一人、南三陸町の南三陸ホテル観洋の女将阿部憲子さんが水越社長のもとを訪れ、「ぜひ、東北の復興の現状の視察と観光にお出掛けください」と話した事がきっかけとなり実現しました。

議長室での懇談
議長室では、守屋議長から「震災発生直後から、多くの兵庫県民、神戸市民の皆さんが気仙沼市に駆けつけ、避難所の運営などに協力していただいたことに感謝しています。ありがとうございました」と震災後の兵庫県、神戸市の皆さんからの手厚い支援に対する謝辞が述べられました。

守屋気仙沼市議会議長(右)と村上副議長(左)
守屋議長は震災当時からこれまでの気仙沼市の復興について、またご自身も被災したことや避難所運営、まちづくりの難しさについて話しました。

水越神戸ロータリークラブ会長(左)と神戸製鋼所元専務取締役小河原さん(右)

水越さんからは、この度の訪問が7月に神戸ロータリークラブの会長就任した際に示した、「隣人・他者への関心と共感を」との行動方針を自ら実践するためのものであることなどが紹介され、さらに、「東日本大震災後、理不尽な風評被害にあえぐ東北の人たちのために、私たちが兵庫県、神戸市から観光に訪れることで、街の活性化に役立ちたいと思っています」と話がありました。

また、水越さんはこの度の訪問を兵庫県の井戸敏三知事、神戸市の久元喜造市長へ事前に伝えて来られたそうです。

気仙沼市長と懇談する兵庫県、神戸市の皆さん

菅原市長はこれまでの兵庫県、神戸市の皆さんの支援と今回の訪問にお礼を述べた上で、気仙沼市の水産加工業者の人手不足や、販路縮小などの課題と今後の取り組みについて述べました。

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阪神・淡路大震災が発生してから16年経って東日本大震災が起こり、その時、再び、「1000年に一度の大災害が発生した」と言われました。

自然災害はいつどこで起こるか分かりません。
水越さんの「隣人・他者への関心と共感を」という言葉に、災害が起こった時に助け合えることこそが最も有効な「防災」であると実感し、被災経験者同士の交流の大切さ、温かさを感じました。

神戸・兵庫から訪問された方々:
水越浩士(神戸ロータリークラブ会長・神戸国際会館社長)ご夫妻
小河原銑二(神戸製鋼所元専務取締役)ご夫妻
飯田美奈子(神戸西ロータリークラブ・オペラ歌手)
山地久美子(大阪府立大学客員研究員)

(取材日 平成27年7月6日)