header

宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

ヘッダー写真説明文

写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年6月4日木曜日

2015年6月4日木曜日10:23
こんにちは、Chocoです。
東日本大震災の津波被害などで途中区間の不通が続いていたJR仙石線が、ついに再開しました。
JR石巻駅で出発を待つ仙石線始発上り電車
5月30日の午前5時25分。
4年2カ月ぶりに仙石線が仙台へとつながりました。

石巻駅のホームにはたくさんの人が集まり、第1号の発車を見守りました。

私はというと・・・・・・
始発電車の車内から、窓越しに手を振る人々の写真を撮ってました。
今日は、電車の中から仙石線の再開を報告します。
報道関係も多く駆けつけていました。

始発ということもあり、乗車している人は少なかったのですが、カメラを片手に窓の景色を眺めている人や、朝練習へ向かう高校生がいました。


復旧するまでの間、石巻からの折り返し駅となっていた陸前小野駅。

これは、昨日までの案内板。石巻方面の片矢印です。
晴れて両矢印になった現在の写真は・・・・・・撮り忘れました!
またの機会に報告します
駅では、人気のソックモンキー「おのくん」と、おのくんの「お母さん」たちをはじめ、地域の人たちが元気に手を振って迎えてくれました。

「JR東日本
おかえりなさい仙石線
ありがとう」

横断幕を掲げてお出迎えしてくれました。
海と田んぼが広がる景色は、震災後に作られた高架橋からの眺めです。
上り線ではやや曇り空だったのではっきりとは見えにくいかもしれませんが、水平線を見ることができました。

そして、震災前の場所から約500メートル内陸の高台に新設された野蒜(のびる)駅と東名(とうな)駅。

新しい駅周辺には、広い更地が広がっていました。
そこには、復興住宅が建ち並ぶ予定です。
少しずつ形を現し始めた新しい街を仙石線から見ることができます。

 そして、 東名を通り過ぎると陸前大塚駅へと進みます。
ここからは、松島湾を一望できます。

陸前大塚駅では、下り線の電車も停車中でした

仙石線上りの始発は、1時間22分で仙台駅に到着しました。
仙台駅に着き、改札口を出たら、県内外から寄せられたメッセージボードが迎えてくれました。


[仙石線 全線復旧 皆さまから寄せられたメッセージ]



※JR仙石線の終着駅は、この仙台駅の1つ先、「あおば通駅」です。


この朝、始発電車の車窓から2つの風景を見ることができました。
一つは、震災で被災した駅も約500メートル内陸へ移設したことや高架橋が作られたことで、以前の仙石線とは違った景色です。

そしてもう一つは人です。
一瞬一瞬変わる景色の中に、私の目には多くの人が入り込んできました。
早朝にも関わらず、家の扉を開けてこちらを見ている人、あるいは家の窓辺からパジャマ姿で見ている人、親子で線路近くまで見に来ている人、ベストショットを収めるためにカメラ越しにこちらを見ている人々・・・・・・

早朝午前6時前にもかかわらず、大勢の人が仙石線の走る姿を見ていました。
その姿を見るたびに、私もうれしくなりました。

電車内でも
「電車に乗るの久しぶりだー。どこで降りるべなー・・・」
と、仲良く友人と一緒に始発に乗り込んでいたおじさんがニコニコしながら話していたのを耳にしました。
仙石線開通の今日をどれだけの人々が待ちわびていたかということが伝わりました。

仙石線全線開通は、石巻地域にとって復興の大きな一歩です。

4年2カ月ぶりの仙石線のスタートは、多くの人々の笑顔で始まりました。


それでは、「下り編」をお楽しみに!


(取材日 平成27年5月30日)