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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年5月20日水曜日

2015年5月20日水曜日9:55
こんにちは、Chocoです。

皆さん、ゴールデンウィークはいかがでしたか。
連日、天気が良かった宮城県内は、各地でさまざまなイベントが開催され、多くの人でにぎわっていました。
ゴールデンウィーク中は物産店などの出店が並んでいました。
ここ女川町にも、3月に完成したJR女川駅を見に、全国各地から多くの人たちが訪れました。
3月21日に駅が再開して、2カ月が過ぎようとしています。
そして、駅舎の中にある温泉施設「ゆぽっぽ」では、ゴールデンウィークの最終日5月6日に来館者10,000人を超えました。

駅前には小さな物産店ができ、連休は飲食などの出店も並び、訪れた人たちをで迎えていました。

そんな女川駅前で開催されるイベントの第1号となったのが、3月22日に開催された女川復幸祭です。
今回で5回目となった復幸祭は、まちびらきのお祝いも兼ねて開催され、例年以上にが活気にあふれていました。
「女川町復幸祭2015〜いざ出航!新生元年〜」
今日は、まちびらきの始まりを飾った復幸祭を紹介しようと思います。

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3月21日にJR女川駅が復活し、千年に一度のまちびらきとなりました。
JR石巻線開通、女川駅の再開を祝ってのテープカットとくす玉割りが執り行われました。
そこには、女川町の未来を担う子どもたち、地元の小中学校の代表者も参列し、故郷のまちびらきを祝いました。


その後には、「津波が来たら高台に逃げる」という津波伝承を込めて行われている「津波伝承 復幸男」が開催されました。
3度目の今回のコースは、女川駅前から女川小学校の校門前までの約350mです。
そして、昨年に引き続き、スターターを勤めたのは、兵庫県の西宮神社で開門神事講社の講長を務める「福男」の平尾亮さんです
女川町に津波が到達した時刻3時32分。
平尾さんの「逃げろ!」の掛け声で参加者約200名は一斉に走り出しました。

今回1番手となったのは、千葉県松戸市の中学校教師、高田将さんです。
「復幸男になりましたので、関東を拠点として、子どもたちに震災の話をして、忘れさせないように、そして自分も忘れないようにしていきたいと思います」
と、復幸男の意味を実感を噛み締めながら、あいさつをしました。
前日に開催された復幸男
3番手・1番手・2番手
昨年に引き続き、平尾さんを筆頭に西宮神社の方々も
応援に駆けつけてくれました。
翌日の復幸祭当日は、開始前からすでに大にぎわいでした。


今回の会場は、女川駅前の「海ステージ」と、女川町民総合第二多目的運動場の「山ステージの2箇所に設けられました。
山ステージでは、女川町を応援し続けているももいろクローバーZのライブなども開催されていました。
海ステージでは、迫力ある女川潮騒太皷轟会のパフォーマンスから祭が始まり、終日、来場者を盛り上げていました。
女川潮騒太皷轟会の力強いパフォーマンスでした
子どもから大人までみんなに愛されているご当地ヒーロー「リアスの戦士イーガー」のショーも今回行われました。
今回は、今までの総集編で、最終回を迎えました。寂しくなります。
         
盛り上がっているのは、ステージだけではありません。
毎年恒例の「復幸弁当」今年も町内の飲食店5店が1日限定のスペシャルなお弁当を用意しました。
今回は、女川駅開業祝いということで名前も「女川駅弁当」!
そして各店舗150食、計750食がブースに並びましたが、あっという間に完売しました。
毎年大好評のサンマの炭火焼きも今年もボランティアさんの力で2,000匹が焼かれ、無料で振舞われました。
女川駅弁当の売り場も長蛇の列でした。
子どもたちも頑張っていました。
地元の中学生も元気にポップコーンを販売していました。
そして、まち活ブースでは、町民の紹介が書かれたボードや、
メッセージが書かれた花びらの形のカードが集まり、たくさんの花になっていました。

ステージ脇では、地元のグラフィティアーティストD-BONSさんによるライブペイントが行われていました。
迫力あるライブペイントでまちびらきを祝います。


東北電力のゆるキャラのマカプーも子どもたちに人気でした。
子どもたちは巨大マカプーの中でジャンプして遊んでいました。
東北電力のマカプーは子どもに大人気でした。
屋台も大人気でした。
女川オリジナルグッズが販売されていたり、女川町の海産物が販売されていました。
飲食ブースでは、女川町内からだけでなく、県内外からも出店していました。

今年は晴天に恵まれ、来場した人たちは一日中楽しく過ごすことができました。

実行委員長の阿部淳さんからのあいさつ
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「3月22日の復幸祭は、たくさんの人でにぎわい、大盛況。
なんと約3万人もの来場者様が訪れました。

復幸祭当日は、交通の便でかなりのご来場者様に呉不便をおかけしてしまったことと思います。

申し訳ございませんでした。

女川町はまちびらきをしたと言っても、まだまだ復興の道半ばです。

災害公営住宅整備状況は、女川町は設計計画の24%が建ったのみで、まだまだ仮設住宅で生活されている方が多いのが現状です。

そういった部分でも、実際に女川町へ来てみていただくことで、実感していただけるところが大きいかと思います。

女川町が前に向かってがんばっていることを、たくさんの来場者様に知っていただけたら幸いです。

イベントが無事終わり、実行委員一人一人がそれぞれの本来の仕事に戻っておりますが、ご来場者様からのさまざまなお言葉を励みにこれからもそれぞれの分野で笑顔になれる町をつくっていけたらと思います。

あらためまして、ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
またぜひ、女川町へ遊びに来ていただけましたら幸いです。
また、ご協賛いただいた企業様、ご寄付いただいた方々、当日会場運営をお手伝いくださった業者様やボランティアの方々、本イベントに関わってくださった全ての皆様にも、深く感謝申し上げます。
ありがとうございました!」

女川町復幸祭2015
 実行委員長 阿部 淳
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実行委員会は、地元の人たちです。
被災した事業の営業を再開するのも大変な中、女川町の「今」を伝えるため、女川町を盛り上げるため、半年前から復幸祭の準備を進めてきました。
そして、今回も町内外から大勢の人が集まりました。
実際に女川町の復興状況を見に来た人。
再び女川を訪れた人。
久しぶりに友だちと再会した人。
家族とゆっくりと過ごした人。
さまざまな形で多くの人たちが復幸祭を楽しみました。

新しい町が作られ、少しずつ街並みが変化する中で、変わらず伝承し続けるイベント。
それが「女川町復幸祭」です。

来年3月には5回目が開催されます。
来年も今年とは違った町並みが広がる中で、
女川の人たちは、いつもと変わらない笑顔で皆さんを迎えてくれるでしょう。


(取材日 平成27年3月22日)