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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年5月15日金曜日

2015年5月15日金曜日8:00
kaiiです。
東日本大震災から4年2カ月。50回目の月命日を迎えました。
この間、私たちは世界中の人たちからたくさんのご支援をいただいてきました。
多くの皆さまに心から感謝しています。ありがとうございました。

平成27年4月25日にネパール連邦民主共和国を中心に発生した地震では、周辺国を合わせてると7400人以上が死亡したと伝えられています。

気仙沼市では、東日本大震災の際に受けた支援の恩返しをしたいという気持ちをこめて、ネパール地震被災地への支援の輪が広がっています。


宮城県気仙沼市田谷のネパール・インド料理レストラン「イエティ」に勤めている、ネパール出身のディパック・ラジ・ケーシーさん(38)。
ネパールの自宅も地震により全壊しました。

気仙沼市田谷のネパール・インド料理レストラン「イエティ」外観
(撮影:平成27年5月8日)
地震発生から3日後に家族と友人などの無事は確認できました。
ネパールに住む家族から「一刻も早く帰国してほしい」と言われましたが、帰国するための飛行機の予約がすでに満席で、すぐに帰国することはできませんでした。

ケーシさんの実家は、首都カトマンズから40kmほどの場所にあるカリパティという地域にあります。
家族とはSNSを使って連絡しています。

取材に伺った平成27年5月8日の現地の様子について、ケーシさんは、現地は例年より早く雨季に入っていること、水や食糧が被災地域に届いていないと話していました。


ネパールへの支援を呼び掛ける「イエティ」従業員の
ディパック・ラジ・ケーシさん(右)
(撮影:平成27年5月8日)

また、計画停電などの影響で電気の供給が1日6時間ほどに制限されていること、ネパールの被災地の人たちは、自宅などの建物が倒壊の危険があることからテントで生活していることなども話していました。

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東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼市の人たちは、
「私たちも東日本大震災では多くの支援をいただいています。ネパールの人たちのことを放っておくことはできません」
「自分たちのできることで支援させていただきたいです」
と、イエティで飲食した人たちだけではなく、ネパールに思いを寄せる人たちが募金を届けています。


イエティには気仙沼市民などから寄せられた募金が置かれていました

「イエティ」には「SOSネパール」と呼び掛ける募金箱が置かれていて、善意の募金を募っています。


気仙沼的中華そばの店「まるき」の熊谷一政さんも
「ネパールの人たちのために役立ててください」と義援金を手渡しました。

気仙沼的中華そばの店「まるき」の熊谷一政さんも家族でケーシーさんに、「ネパールの人たちのために役立ててください」話し、義援金を手渡しました。

ケーシーさんは、「気仙沼市の人たちはとても優しく親切で感謝しています。帰国したら多くの協力者を募り、山岳地帯で支援が届かず困っている人たちを支援をしたいと思います」
「気仙沼市や岩手県の人たちから預かった支援金を役立てさせていただきます。ありがとうございます」
と話していました。


「イエティ」のカレーランチには特性の大きなナンがついています
ケーシーさんは5月13日に帰国の途に就き、気仙沼や近隣の岩手県の人たちから預かった義援金を母国に届けます。


ネパール・インド料理店「イエティ」は、5月13日から6月15日までの間、休業します。

イエティが休業している間はカメラのOGATAに
ネパール支援のための募金箱が置かれています

この間、ネパール地震被災地への義援金は、隣で営業する「カメラのOGATA」で受付を続けています。



ネパール・インド料理店「イエティ」のある、気仙沼新中央商店会では、今後各店舗に募金箱を設置し、ネパール地震被災地への募金を集める予定です。

カメラのOGATAの尾形竜一さん(左)は
「東日本大震災の時いただいたご支援に恩返しをしたい」と話しています
ケーシーさんのお店に義援金を届けにきた小野寺さん(右)

「カメラのOGATA」の社長、尾形竜一さんは、
「東日本大震災では私たちも世界中の人たちからたくさんの支援をいただきました。私たちもできることで恩返しをしていきたいと思います。
ケーシさんたちが帰国して、現地の様子がもっと分かるようになり、どんな支援が必要なのかを伝えてくるようになったら、できる範囲で支援を続けていきたいです」
と話しています。

また、下記の口座で口座振込みによるネパールへの支援を受け付けています。

東北銀行 南気仙沼支店
509  普通 5014740
SOS NEPAL支援      代表 小野一太


<お問い合わせ>
小野一太さん
宮城県気仙沼市田谷20-11
0226-25-7096


携帯:090-1493-0537

※小野一太さんは、「イエティ」のオーナーです。「店の営業よりもネパールの支援が優先」と考え、ケーシーさんたちを送り出しました。


(取材日 平成27年5月8日)