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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年4月5日日曜日

2015年4月5日日曜日8:00
石野葉穂香です。

3月29日、南三陸町・志津川の町総合体育館「ベイサイドアリーナ」前の広場で、第45回目となる「南三陸福興市」が開催されました。

風がちょっと強く、一時にわか雨もパラつきましたが、ようやく冬の寒さから抜け出した宮城県地方。この日の最高気温はついに20度越え。
町の内外から、そして遠くの町からも、たくさんの人たちが南三陸町にやって来ました。

ワカメのしゃぶしゃぶ。
生ワカメをさっと湯通しして、つるつるっと

恒例もちつき大会
長崎県の壱岐からやってきた高校生の応援隊。
6日間の予定で来町。志津川漁港ではボランティア活動も。
「僕たちも壱岐をPRしたい。ぜひ壱岐へもおいでください」
毎回テーマが変わる南三陸町の「福興市」。今回は「志津川湾わかめまつり福興市」です。
ワカメは品質によって何段階もの等級に選別されるのですが、南三陸町産のワカメは、震災前から一等級として知られていました。

三陸地方のワカメは、肉厚でしゃきしゃきしていて、しっかりと「ワカメの味」がします。
刺身やサラダでその深い味をしっかり楽しむのもよし。また、酢の物やスープにしても、ワカメの味が強く感じられます。
つまり、ワカメ好きには堪えられない味ということ。

会場には、スーパーの買い物袋に500円で「生わかめ詰め放題」というコーナーも登場し、大にぎわいでした。

茎と若布に分けて、捨てるところはありません

また、この日は岡山県のカバヤ食品さんから、子どもたちに特別なプレゼントが!
同社のキャンペーンカーである「カバ車」の「クッキーくん」が、南三陸町を初めて訪問してくれたのでした。
ユーモラスなシルエットに、大人も子どもも釘付けです。

クッキーくんの後ろ姿
岡山からやってくる途中の高速道路上では、
並走して写真を撮る人もいたとか

カバヤ食品は、岡山市に本社があるお菓子メーカー。戦後間もない1946年(昭和21)に創業しました。
2006年(平成18)、同社の創業60周年を記念して作られたのが「クッキーくん」です。
また、2011年(平成23)の65周年では、「クッキーくん」のガールフレンドとして「チョコちゃん」も誕生しました。
クッキーくんは、岡山本社を「家」として主に西日本地区のイベントなどにお出掛けし、また「チョコちゃん」は東京支店に暮らし、東日本の巡回を担当しています。

「クッキーくん」の南三陸訪問は、この「福興市」にほぼ毎回参加している岡山県笠岡市の「明日への架け橋kasaoka」のメンバーである上一枝さんと、南三陸町の「及善蒲鉾店」の及川善祐社長の
「南三陸の子どもたちに『クッキーくん』を会わせてあげたい!」
という願いに、同社の取締役総務部長である多田章利さんが応えてくださり、実現しました。

多田章利さん。
次回はぜひ「チョコちゃん」も連れて来てください
「私も南三陸へはもう何度か訪ねて来ていましたし、私としても、ぜひ『クッキーくん』を連れて来たいってずっと思っていました。『クッキーくん』は、主に西日本の広報担当で、しかも週末は結構忙しい。でも、この3月末、やっとスケジュールに空きができたので、ようやく実現できたのです」(多田章利さん)

「福興市」は45回目。
「明日への架け橋 kasaoka」の皆さんは今回で33回目のご参加。
片道15時間、往復約2600㎞の「架け橋」です。

2014年8月19日 火曜日
総走行距離7万5400㎞! 岡山から応援と友情のワゴン車(南三陸町)
http://kokoropress.blogspot.jp/2014/08/75400.html

33回目ということは、8万5800㎞。
すでに〝地球2周分〟を超える走行距離です。

笠岡市のブース。着物を持って来てくださいました

また、この日は「復興応援者表彰式」が行われ、「福興市」の盛り上げにいつも力をくださっている3人の女性に、南三陸福興市実行委員会の山内正文実行委員長から、感謝の賞状が手渡されました。

上一枝さん(左)と山内正文実行委員長
第1回福興市から皆勤の酒田市「中通り商店街」の佐藤幸美さん。仙台から個人で参加して、44回目となる紺野禎子さん。そして「明日への架け橋kasaoka」の上一枝さん。

お三方の笑顔とパワーは、実行委員会、商店主、お客さん・・・福興市に参加する多くの方を励まし、助けてくださいました。
「オレって、涙もろいんだよね」と、あいさつに登壇した佐藤仁町長も、笑顔に涙。

前列左から紺野禎子さん、上一枝さん、佐藤幸美さん、
そして今日が41回目の結婚記念日だった山内正文実行委員長の奥様 ふみ子さん。
後列は左から佐藤仁町長、及善蒲鉾店の及川善祐社長、
マルセン食品の三浦洋昭社長、山内正文実行委員長です
津波という〝大嵐〟に襲われた東北。
でも、雨があがれば虹も出る。

たくさんの架け橋が、今、日本中の空に渡されて、思いと出会いが結ばれています。

(取材日 平成27年3月29日)