header

宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

ヘッダー写真説明文

写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年2月1日日曜日

2015年2月1日日曜日18:30
kaiiです。
豪雪で被害を受けた皆様にお見舞い申し上げます。

東日本大震災からもうじき4年。
南三陸町でも復興の槌音が響いています。南三陸町の風景の変化に取材へ行く度に驚きます。

南三陸町志津川の様子
(平成26年12月7日撮影)


平成26年12月7日、東日本大震災と阪神・淡路大震災からの「文化の復興」がつながるコンサート「復興音楽カフェin南三陸」が開かれました。
会場の「くつろぐはうす」には町内や近隣の地域から50人ほどが集まりました。

「復興音楽カフェin南三陸」の会場の様子
(平成26年12月7日撮影)

主催した、兵庫県神戸市の「多文化と共生社会を育むワークショップ」代表の山地久美子さんが
「東日本大震災から3年9カ月が過ぎました。町の復興に向けて、工事が進められる町内の様子を見ながら会場に来ました。復興のまちづくりには、『文化の復興』が進むことも大切です。今日は皆さんと声楽家の飯田美奈子さん、ピアニストの大久保奏さんと一緒に音楽を通じて『文化の復興』について考えたいと思います」
とあいさつしました。

あいさつをする兵庫県神戸市の「多文化と共生社会を育むワークショップ」代表・山地久美子さん(奥)と、
「復興音楽カフェin南三陸」の協働開催の鈴木清美さん(手前)

第1部は、声楽家の飯田美奈子さんが、東日本大震災の犠牲者の鎮魂を祈り「アヴェ・マリア」と「アメージング・グレース」を演奏しました。


声楽家の飯田美奈子さんが鎮魂の祈りを込めて演奏を行いました


第2部は、「世界をつなぐ音楽の花束」と題し、日本、フランス、イタリアなど世界各国の曲が演奏されました。
ピアノ独奏では、ピアニストの大久保奏さんが、ショパン作「子犬のワルツ」を演奏し、会場に来ていた子どもたちが耳慣れた曲に聞き入っていました。


ピアニスト大久保奏さんはオーストリアへの留学経験から
「音楽家を『町』が育てる環境があるといいですね」と会場に話し掛けていました


南三陸町志津川で音楽教室を開いている齋藤左恵子さんの監修で、第3部「音楽の輪」では、地元の音楽サークル「友美会」のメンバーと会場に来ていた人たちが「花は咲く」を合唱しました。


友美会のメンバーによる「花は咲く」の演奏

会場に来ていた人たちも楽しそうに歌っていました

合唱に参加した女性は「上手に歌えたやぁ~」とうれしそうな笑顔を見せていました。

子どもたちのピアノ演奏も行われました

子どもたちのピアノ演奏も行われました。
緊張した面持ちで演奏する子どもたちに会場から大きな拍手が贈られ、演奏を終えた子どもたちは安堵の表情とうれしそうな笑顔を見せていました。

手話を交えて「小さな世界」を演奏する飯田さんと大久保さん

第4部「音楽とみんなの町~みんなで歌おう♪」では、クリスマスバージョンに衣装替えした、飯田さん、大久保さんと会場が一緒に、ディズニーメドレーを手話を交えて演奏し、会場には笑顔が溢れました。

感想を話す齋藤左恵子さん(左)と阿部穂佳さん(右)
「復興音楽カフェin南三陸」に参加し、ピアノ演奏も行った阿部穂佳さん(小5)が「とても楽しかったです」と感想を話しました。

============
多文化と共生社会を育むワークショップの皆さんは、兵庫県内、神戸市などを中心に「文化復興コンサート」を開催しています。
「復興」への思いを込めて、前日6日には、岩手県釜石市で「女性の復興カフェin釜石」を開催しました。
その後、宮城県南三陸町へ移動し、7日午後には、特別養護老人ホーム「慈恵園」で「交流コンサート」を開催しました。


平成26年12月7日午後に開かれた「特別養護老人ホーム慈恵園」でのコンサートの様子
特別養護老人ホーム「慈恵園」の皆さんと石田三千男園長(奥右側)
飯田美奈子さん(奥中央)、大久保奏さん(奥左側)
(写真提供:山地久美子さん)
7日夜には、南三陸ホテル観洋で、「東北復興支援交流コンサート」が開催されました。


飯田美奈子さん(左側)南三陸ホテル観洋女将阿部憲子さん(中央)と齋藤左恵子さん(右側)
(写真提供:山地久美子さん)



南三陸町で、東日本大震災と阪神・淡路大震災で被災された人たちが音楽を通じて交流しました。

南三陸ホテル観洋のロビーで開かれたコンサートの様子
宿泊していたお客様も参加して、手話を交えて「ふるさと」が演奏されました
(写真提供:山地久美子さん)


「復興音楽カフェin南三陸」、「交流コンサート」、「東北復興支援交流コンサート」、「女性の復興カフェin釜石」は「多文化と共生社会を育むワークショップ」が主催しました。

〔協働〕志津川町おもちゃの図書館いそひよ
〔協力〕友美会、オペラ・ディ・フィオーレ、神戸まちづくり研究所、FMわぃわぃ、
     科研)復興・防災まちづくりとジェンダー

*兵庫県の「復興サポート事業」の支援を受けて実施しています。


=======================

平成27年1月17日、阪神・淡路大震災が発生して20年になりました。
私たちは、阪神・淡路大震災被災地で震災から20年の間に起きた問題や課題について学び、より良い「復興の町づくり」に努めていかなければならないと思います。

ハード面の復興だけではなく、「心の復興」も、ハード面の復興に歩調を合わせて進んでいくことを祈っています。

(取材日 平成26年12月7日)