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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年2月9日月曜日

2015年2月9日月曜日16:33
こんにちは、Chocoです。
ロウソクに灯る光。
じっと見つめているとき、
何を想うのか、
誰を想うのか、
どんな感情か・・・、
人それぞれがそれぞれを「想う」時間が流れます。
いつもよりも時間がゆっくりと感じます。

1月11日に開催されたキャンドルナイトは、たくさんの明かりがともされ、とても暖かな空間でした。

震災から今年で 4年目。
石巻では、有志の団体「あかり堂@いしのまき」によるキャンドルナイトが、毎月11日に開かれています。
会場は、毎回メンバーや地元の人たちから候補を集めて決められます。
今年最初の会場となったのは、石巻市中央にあるCoffeeShop ROOTSです。
当日、20人以上の人が集まり、思い思いにキャンドルの火を見つめていました。
滋賀県のシンガーソングライターのKENJI BLOWさんが、
温かな音楽を届けてくれました。

今回は、キャンドルナイトだけでなく、ライブも行われ、いつもとは異なる空間となりました。
ーーーーーーーー

「火の明かりを見ていると、
その空間が自分を見つめたり、
誰かを思ったり、
いろいろなことを考えたりすると思います。
眺めているとそういう時間を持てるものだと思うんです。
キャンドルナイトは、忘れないで形にしていくために始めました。
いつまでも忘れないことは大切だけれど、
それと同時に火のありがたみを感じたり、
想う時間をつくることができたらうれしいです」
と話すのは、あかり堂@いしのまきの代表 今村悦子さんです。
仙台出身の今村さんは、震災後4月からNPO法人ON THE ROAD の復興支援活動に参加しました。
石巻市を拠点としてガレキ撤去などの力仕事から、コミュニティーサポートまでさまざまな活動をしていました。
その最中に出会ったのが山梨県八ヶ岳に工房を持つキャンドルアーティストのyapiさんでした。
「忘れないを形にするために、毎月11日にキャンドルをともしてほしい」
そして、yapiさんの想いが詰まったキャンドルが集まり、2012年4月11日にキャンドルナイトが始まりました。
その翌年、今村さんは出産を機に同NPOを脱退しましたが、キャンドルをともし続けたいという想いで、あかり堂@いしのまきを新たに立ち上げました。
約15名の仲間と共に、毎月11日にキャンドル ナイトを開いています。

「想いを灯します」
    あかり堂@いしのまき
「続けることができているのは、いいこと。
無理なく、細く長くと思いながら、続けていきたい」

毎月11日に行われるキャンドルナイトの灯火には、鎮魂の想いが込められ、そして、それぞれの心を見つめる深くて温かな時間が流れています。

今月は、35回目の開催です。
例年悪天候が続く2月は、1カ所に集まるのではなく、それぞれの場所で明かりがともされます。

これからもあかり堂@いしのまきは、想いを込めて明かりを灯し続けます。

あかり堂@いしのまき

(取材日 平成27年1月11日)