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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2015年1月4日日曜日

2015年1月4日日曜日9:55
こんにちはエムです。


12月に入るととたんに、赤いルビーのような果物が店頭に目立つようになりました。
甘い香りも魅力的な「イチゴ」は、今や年末年始には欠かせない果物です。

県内でも有数なイチゴの産地山元町で、被災した農家約3軒が集まって設立した農業生産法人「山元いちご農園株式会社」では平成26年2月、農園内にカフェ「ベリーベリーラボ」をオープンさせました。


「ベリーベリーラボ」はカレーやナポリタン、ハンバーグなどの軽食の他、ケーキなどのデザートの種類も豊富です。しかもイチゴ農園が経営するカフェならではの、イチゴをふんだんに使ったメニューが楽しめます。

ケーキやゼリーなどにイチゴが使われていることはすんなり想像できますが、「いちごカレー」「いちごピザ」などの変わったメニューが目を引きます。

広々とした店内。この時はいちご狩りシーズンの前でしたが
お昼時にはたくさんの方が訪れていました

「山元いちご農園」の直売所を兼ねた店内にはもちろん、毎朝農園で摘んでいる新鮮なイチゴが並びます。
その他、農園で採れたイチゴを使ったクッキー、パウンドケーキ、マカロン、スコーンなどのお菓子。ぜいたくにイチゴを使ったジャムやイチゴゼリーなども販売していますが、ほとんどを「ベリーベリーラボ」店内にある加工場で作っています。

ストロベリークッキー

ストロベリーマカロンとストロベリースコーン

岩佐社長のレシピによるストロベリージャム

他にもいろいろな用途を兼ね備えたこのカフェは、「山元いちご農園」代表取締役 岩佐隆さんの復興への思いが反映された施設となっています。

カフェスペースには、山元町だけではなく、亘理町や白石市などで作られた農作物や加工品の産地直送販売所が設けられており、奥にはギャラリーホールや研修室があります。

山元町はリンゴの生産も盛んで、県内一の生産量があります

「東日本大震災からようやくここまで規模を広げることができました。
このカフェを作った目的は、他では手に入らない新鮮でおいしいイチゴを味わってもらえるということはもちろん、イチゴが採れなくなる季節も他の地域から山元町に足を運んでもらえるようにとの考えがありました。
交流人口が増えることが、震災復興にもつながるのです。
さらに山元町には震災でケーキ屋さんが無くなってしまいましたが、気軽に集まって話ができる場所としても使ってもらおうと思いました。
仮設住宅にある集会所ではなかなか思うように話せないという人たちもいますので、こういう場所は必要なんです」

イチゴと言えば定番、ストロベリーショートケーキ

商品開発も手がける岩佐社長はこの秋、オリジナルのイチゴワインを発売しました。
10月4日の発表会では一般客40人ほどが試飲したそのワインは、発売からわずか20日で500本が完売してしまうほどの人気商品となっています。

残念ながら実物にはお目にかかれませんでしたが、1月下旬から販売できるように準備が行われているという情報を入手しました。気になる方はお早めにどうぞ。

イチゴワインを手にする岩佐社長(画像提供:山元いちご農園)

ところで「ベリーベリーラボ」という名前ですが、「ストロベリー」と「ブルーベリー」2つのベリーから由来しています。

今後、ブルーベリーをイチゴと並ぶ農園の果物として生産し、年間を通して町に人を呼び込む工夫を考えています。現在もブルーベリーの生産は始まっており、店内ではブルーベリーのジュースも販売しています。
農地の整備が完了して本格的な栽培が始まる何年か後には、「山元町に行けばいつでもおいしい果物が味わえる」と、評判になるに違いありません。

ストロベリーパンナコッタの上にはイチゴのゼリーが……

私たちが山元町を訪れ、楽しくおいしい時間を過ごすこと。
それこそが復興への応援につながります。
「山元いちご農園」ではいち早く1月2日から「いちご狩り」が始まりますので、採れたての新鮮なイチゴを味わいに、また、おいしいイチゴメニューを食べてゆっくりした時間を過ごすために、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

皆さま、特製いちごピザです。
少し火の通ったイチゴと、とろけるチーズの相性が抜群!
人気のランチ限定メニュー「いちご屋のランチ」は11:00〜13:30までです

苺づくしのメニューが盛りだくさんです
ぜひいらしてください。お待ちしてまーす
カフェで働く地元の皆さんが迎えてくれます。
左から:三次幸子(ゆきこ)さん、岩佐孝子さん、木幡豊子さん、木幡奏江さん、富塚かおりさん
※ 岩佐孝子さんはカフェのメンバーではありませんが、「山元いちご農園」を応援する方として一緒に映っていただきました。

山元いちご農園「ベリーベリーラボ」

■営業時間/10:00〜17:00
■定休日/月曜日(平成27年〜無休)
■所在地/宮城県亘理郡山元町山寺字稲実60
TEL:0223-37-4356
FAX:0223-29-4958
info@ichigo-nouen.com
http://berryverylabo.com/

(取材日 平成26年12月13日)