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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年12月26日金曜日

2014年12月26日金曜日8:00
石野葉穂香です。

12月14日午後5時。
亘理郡山元町小平地区でイルミネーションイベント「2014コダナリエ」の点灯式が行われました。

「ココロプレス」でも告知をさせていただいておりました。


「街中にたくさんの笑顔を!「コダナリエ2014」開催(山元町)」
2014年12月3日(水曜日)
http://kokoropress.blogspot.jp/2014/12/2014.html


公園の起伏を活かしたイルミネーションです

海に向かって平野が広がる山元町。
海岸に近いエリアは、もともと農地などが多く、家屋や住宅はそれほど多くありませんでした。
しかし、3.11の大津波は、軽々と平野に侵入し、JR常磐線をも乗り越えて、海岸線から3.6㎞もの場所にまで到達。
震災から2年後の平成25年3月1日の時点で、遺体が見つからないまま死亡届が出された方17人と震災関連死18人を含めて、亡くなった方は635人(町域での遺体発見数は674人)にものぼります。


大きな牡丹が咲いたようなイルミネーション。
すべて地区の皆さんの手作りです

「コダナリエ」は、山元町小平地区の住民の皆さんが、東日本大震災からの復興を願い、2012年からスタートした企画です。

会場は、町北西部の里山の麓にある「小平農村公園」。
緩やかな傾斜地に、色とりどり粒々がきらめきながら、仙南の静かな冬を彩ります。
使われているLEDの数は約23万個。
ちなみに、今年の「せんだい光のページェント」で使われたLEDは約60万個です。
定禅寺通の3分の1ほど電球が、定禅寺通よりも狭いエリアに「ぎゅっ」と点されています。

粒立つ光のひとつひとつに、祈り、願い、そして感謝の思いが込められています
「LEDの数は、一昨年の第一回目は7万個、昨年が15万個、そして今年は23万個、3年で3倍に増えました」とおっしゃるのは実行委員長の山上信彦さん。
「イルミネーションの飾り付けは、全部私たちの手作りです。小平地区の住民が手作りに『こだわった』。だから、コダナリエという名前もそこから付けたんです」


東屋にはスノーマンも登場

このイベントには、町の元気を発信する、という意味も込められているそうです。
「震災のあと、ほんとうに多くの方に支援や応援をいただきました。それらの方々に、どうすれば恩返しができるのかな。そう考えたとき、『私たちは、山元町は、元気です』っていう姿をお見せするのが一番かなと思ったんです。町の人たちが笑顔になれるイベントということで、このイルミネーションを思いつきました」


実行委員長の山上信彦さん


開催期間は『せんだい光のページェント』よりも長く、2015年1月10日まで行われます。
「1日だけ盛り上がるお祭りよりも、長い期間開催できるので、より多くの方に見ていただけるのかなとも思っています」





























青い光に包まれるトンネル、淡緑色にそっと浮かんだ竹林、大輪の花が咲いたような電飾のポッド、大きな折り鶴・・・。
いろんな「光」が会場に咲いています。

雪が積もると、また雰囲気は一変します。
さらには、薄暮の空色や、満の星々たちとのコラボも楽しみな点。


「2014コダナリエ「みんな〜♪」ありがとう..」


点灯時間は午後5〜9時です。
会場の小平農村公園は、常磐自動車道山元IC前の交差点から県道角田山元線に向かい、200mほど走って右折するとすぐ。

「わぁ・・・」と声を上げてしまいそうな、美しい光の舞台へ、ぜひお出掛けください。

(取材日 2014年12月14日)