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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年12月6日土曜日

2014年12月6日土曜日8:00
こんにちは、Chocoです。
ボランティア活動は、形を変えつつあります。
震災直後は、瓦礫撤去や崩壊した建物の解体作業、支援物資や炊き出しが主でした。
そして、避難生活も仮設住宅に移った時期からは、お茶会やイベントなどのコミュニティーを深めるために活動するボランティア団体や企業が多くありました。
現在は、漁師や地元の人たちの仕事を体験するインターンシップやボランティアツアーなども多く企画されています。


「ボランティアに参加するのは初めてです。
3年半が経って何を求められているのか、実際に目で見て参加して何かを得たいと思っています」
10月末、東京の大学生12名がボランティアにやってきました。
その多くは、実際に見る被災地は初めてだと言います。

初めて目にする被災地、そして実際に住む地元の人たち、ボランティアの人たちの体験を聞き、何を得たのでしょうか。
今回は、亜細亜大学の大学生が体験したボランティア活動を紹介します。

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今回の亜細亜大学の学生は、2泊3日のボランティア合宿で石巻へやって来ました。
1日目に行われたのは、被災地を巡るツアーです。

合宿場所となっているのは、石巻市苔浦にある阿部勝子さんのお宅です。
阿部さんは、ベースキャンプとして数多くのボランティアを受け入れてきており、ココロプレスの記事でも紹介していますが、とても気だての良いお母さんです。


初日のお昼はカレー
阿部さんは、
笑顔で「食べらいん」と学生たちにカレーを振る舞います。
被災地ツアーの始まりは、阿部さん宅の広間で行われました。
震災直後からボランティアとして石巻に通い続けているVCを支援する会の押切珠喜さんがプロジェクターを使って3年半のボランティア活動についてお話をしました。
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押切さんの活動については、ココロプレスでも紹介しています。
2012年1月21日
「生きがいを持って生きること」


そして、実際に被災地を回り地元の人からも話を聞きました。
女川町地域医療センター看護師の阿部優子さんは、
震災当時の状況や体験したことをお話ししてくれました。

牡鹿半島では、石巻市牡鹿地区復興応援隊の奥田弘幸さんが牡鹿半島の震災状況を話しました。




「あそこが震源です」
東日本大震災の震源から最も近い金華山の先端を指しながら、大学生に語り掛けます。
「左の岬の先端の延長線上が震源地。
だから金華山は、本土からすると、震源地に一番近い陸上なんです」

奥田さんは、震災当時の牡鹿半島の状況だけでなく、地元の人たちの体験談などもお話ししてくれました。


学生は、被災当時の様子やボランティアの実態が語られると真剣に耳を傾けていました。

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そして、2日目には、地元の団体「石巻海さくら」が主催するビーチクリーンに参加しました。




24回目となるビーチクリーンの場所となったのは牡鹿半島の先端にあるのり浜です。
50人以上が集まり、1日かけて作業をしました。


学生たちも参加者と一緒に、海岸までつながる道のゴミ拾いや道の整備を行いました。


「海さくら」参加者との集合写真



集めたゴミは、こんなにありました!
・燃えるゴミ63袋


・ペットボトル19袋

・ビン6袋

・カン7袋

・漁業用タル/ロープ/鉄くず/タイヤ7本/テレビなど軽トラ2台分

学生の皆さんが、得たこと、
それは、「縁」でした。

「今回のビーチクリーンで、荒れている状況からきれいになった姿を見て達成感を感じました。また、他の団体の人とも仲良くなったということもうれしかったです。
ここをきれいにしたことでたくさんの人がのり浜に来てくれたら良いなと思いました。
そして、昨晩、勝子さんと『縁』のお話をしました。
縁を大切にしたい。
ここ以外にもボランティアをする場所はあるけれど、今回、この企画に参加しました。
私たちのメンバーにも『またここで何かやりたい』と言っている人もいます。
これも縁があるからだと思います。
そのつながりを大切に、これからも活動を続けていきたいと思います」
「つながり」
亜細亜大学一同
学生のさんが、感じたこと、得たことはそれぞれあると思います。
その中でもさんは、被災地で地元の人たちと触れ合い、被災地で活動している人たちと話をして、「縁」という言葉の深さを知りました。

「つながり」
このことをきっかけに東北とのつながりがより強くなったのではないでしょうか。


亜細亜大学の学生のさん、
またボランティア活動をしに、あるいは自分たちがきれいにしたのり浜へ遊びに、ここへ来てください。
地元の人たちが楽しみに待っていますよ。

(取材日 平成26年10月25日)