header

宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

ヘッダー写真説明文

写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年12月8日月曜日

2014年12月8日月曜日12:05
ザーリャです。
今回は、震災前と後に撮影された、定点観測写真をご紹介します。

仙台市宮城野区の南蒲生(みなみがもう)地区で始まった「みんなの居久根プロジェクト」。

津波と塩害で失われた、仙台平野の居久根(「いぐね」、屋敷林のこと)を「新しいかたち」で再生させ、次世代へ継承しようとするプロジェクトです。

これまで南蒲生の皆さんが推進し、都市デザインワークスのサポートで進んできました。

===================

100万都市の「新しい田舎」を創る~みんなの居久根プロジェクト~

2014年6月4日 水曜日
[前編] 約200世帯が現地再建をする、南蒲生の新たな試み(仙台市)
2014年6月24日 火曜日
[後編]「居久根ひろば」と現地実践の取り組み(仙台市)
2014年8月15日 金曜日
「私」の思う原風景。未来の「居久根」の姿とは(仙台市)
===================

都市デザインワークスでは、震災以前の集落の写真を集め、その地点の定点観測を行っています。

震災前の専能寺 (2001年4月:髙橋親夫氏撮影)
震災後の同じ地点(2013年7月:都市デザインワークス撮影 )
これらの震災前の写真を撮影してきたのが、髙橋親夫(たかはしちかお)さんです。これまで30年間にわたって、変わりゆく町並みの風景をフィルムに収めてきました。

===================
2014年9月7日 日曜日
今しか残せないものを、記録したい[前編]~在りし日のふるさと30年 (仙台市)
===================
2014年9月13日 土曜日
今しか残せないものを、記録したい[後編]~未来に続く風景を (仙台市)
===================

(2001年4月:髙橋親夫氏撮影)
震災後の同じ地点(2013年7月:都市デザインワークス撮影 )
津波に耐えた居久根も、その後の塩害により多くが枯死し、伐採されています。

(2001年4月:髙橋親夫氏撮影)
震災後の同じ地点( 2013年7月:都市デザインワークス撮影)
周辺地域は、高度経済成長の波によって大きな変貌を遂げましたが、南蒲生地区だけは、幕末の絵図に記された姿そのままに、集落のたたずまいを残していました。

(2001年4月:髙橋親夫氏撮影)
震災後の同じ地点( 2013年7月:都市デザインワークス撮影)

(2001年4月:髙橋親夫氏撮影)
震災後の同じ地点(2013年7月:都市デザインワークス撮影 )

現地では、わずかに生き残った居久根の木々が種子を落とし、新しい実生(「みしょう」、発芽したばかりの苗)が育っていました。


昨年度、住民の皆さんによって、苗を移植するワークショップが開かれました。


今年の秋も、南蒲生地区をモデルに実践の取り組みが行われました。

新しい姿の居久根が、今再び仙台平野で育とうとしています。

(取材日 平成26年7月11日)