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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年12月11日木曜日

2014年12月11日木曜日13:24
こんにちは、Chocoです。
スイーツが食べたい時期がやってきました。
街中は、すでにクリスマスのデコレーションがいっぱい。
店先に並ぶ雑貨もクリスマス色ですね。
そんな時期に石巻のスイーツを紹介します。

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今年度の9月「いしのまき地域すいーつ」コンテストが石巻合同庁舎で開催され、
石巻地域で営む製菓店11店が参加し、16品のスイーツが集まりました。
このコンテストは、宮城県東部地方振興事務所と石巻製菓製パン同業組合が主催したもので、平成21年に始まり、今年で4度です。
昨年に引き続き、慶長遣欧使節出航から400年記念事業として、石巻地域とスペイン、慶長遣欧使節らを結びつける食材を使用したコンテストを開催しました。
慶長遣欧使節を周知し、復興に向けて頑張る石巻地域をPRして、地域産業の活性化と観光振興の一助とすることが、コンテストの目的です。

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2013年11月11日『ご当地スイーツを石巻に 前編』
http://kokoropress.blogspot.jp/2013/11/blog-post_11.html

2013年11月16日『ご当地スイーツを石巻に 後編』
http://kokoropress.blogspot.jp/2013/11/blog-post_16.html
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「お菓子って素晴らしいですよね」
亀山 紘 石巻市長
甘いのが好きな石巻市の亀山紘市長は、たくさんのスイーツが並ぶ会場を見ながら微笑みました。
「ちょうど、1613年10月22日に月浦から出航して昨年で400年が経ちました。
今年は、スペインに上陸してちょうど400年です。
石巻の食材を使って、新しい商品を作っていただく企画だということで、
食材王国石巻として、これからもさまざまな食材をしっかりと展開していきたいと考えています」
と、今回の「すいーつコンテスト」についてお話しました。

そして、菓子職人による出品スイーツのプレゼンテーションが行われました。


その後、試食会が開かれ、参加した人たちは、1つ1つのスイーツを味わい、職人たちと直接お話をしていました。
亀山市長も試食会に参加して、お菓子を楽しみました。






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今回出品されたのは、16品。
どれもおいしそうなものばかりでした。
スペインと日本を結ぶスイーツを1つずつ紹介したいと思います。
そして、皆さんもお店をチェックしてみてください。


1. ムッシュマスノ アルパジョン「青葉城の石畳」
支倉常長が日本人で初めて口にしたと言われるチョコレートと、常長の主君伊達政宗の青葉城の石垣をイメージしたチョコレートたっぷりのキューブ型ケーキです。
世界最高評価のスペイン産アーモンドを使い、特別な手法で作ったアーモンドペーストとチョコレートが組み合わさり、上品な味になっています。

とってもしっとりとした舌触りで 大人な味でした。

ムッシュマスノ アルパジョン
石巻市南光町2-1-20
TEL 0225-22-3955

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2. えくれーる「石巻 海と大地のグルメタルト」
フランス地方の伝統菓子キッシュを基に石巻の海の幸と大地の味をパイタルトの中でじっくり焼き上げています。中には、野菜、ベーコン、そしてホタテやエビなどがたっぷり入ったタルトです。
ホタテが入っているキッシュ!ランチのおかずにぴったりです。
 3.えくれーる「わかばのコンチェルト」
「えくれーるを印象づけるケーキ」というくらい、こだわっているケーキには、ビターチョコレートの苦みと、いちごの酸味、クルミのカリッとした食感が、口に入れた瞬間に笑顔に変わるケーキです。

ちょうどいい甘さと酸味で口の中でとろけるケーキ、まさに笑顔に変わるケーキです。
えくれーる
TEL 0225-92-0181
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 4. お菓子の国 パンジー「サン・ファン・バウティスタ 伊達の大筒ロール」
”大筒”。400年前は大砲のことをそう呼びました。
この伊達の大筒ロールケーキは、サン・ファン・バウンティスタの勇壮の象徴といわれている大砲をイメージしています。カステラには食用竹炭と宮城県産の米粉を2種類ブレンドしています。そして、中のクリームは抹茶ガナッシュで日本の和の「わびさび」が表現されています。
昨年も酒粕が使われたカステラを出品していたお菓子の国 パンジーさん、
今回は食用竹炭と米粉でできた生地!インパクト大ですが、味もとっても美味しいです。


お菓子の国 パンジー
TEL 0225-83-2253
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 5. 菓匠 あん味菓(有)アンジェリーナ「石巻苺乳菓 月いちご」
10月4日から発売されている「月いちご」は、月のようにまん丸く、そしていちごミルクあんが包まれています。サン・ファン号が月浦から出航したことと石巻のいちご生産量が宮城県内で第2位を誇ることから考えられた和菓子です。
子どもからご年配の方まで幅広く喜ばれる「優しいお菓子」を目指しています。
初の和菓子を出品したアンジェリーナさん。
緑茶と一緒に、ほっこりな時間を過ごしたい人にぴったりな上品な和菓子です。


菓匠 あん味菓 (有)アンジェリーナ
石巻市あけぼの2丁目1-2
TEL 0225-22-1595
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 6. ジュリアン「ソイキューブ」
スペインは、海に囲まれているため、塩とオリーブオイル、ビネガーが3種の神器として大切な調味料とされています。またアーモンドは世界第2位の生産国です。スペイン産のアーモンドや塩を取り入れ、さらに仕上げにはきな粉を使い、スペインと日本の調和のとれた一口サイズのお菓子です。
一口サイズの可愛いお菓子。
きなことアーモンドという珍しい組み合わせですが、意外と合うんです。


ジュリアン
TEL 0225-82-2845
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7. パティスリー&ショコラティエ フェヴリエ「出帆400年 chocolate TSU・NE・NA・GA」 
今回のテーマが石巻とスペインということで、真っ先にオレンジとショコラの組み合わせを考え、スペイン産のバレンシアオレンジとビターチョコレートのスイーツが完成しました。中はオレンジのクレームブリュレで、ショコラに負けないコクを出しています。

チョコレートのプロが選ぶ組み合わせ、オレンジとビターチョコレート。
個人的に大好きなんですよね。

パティスリー&ショコラティエ フェヴリエ
石巻市大街道北1-1-45
TEL 0225-98-6033
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8. 風月堂「政宗の風」
宮城県を代表するお米ササニシキをもっと多くの人に別の形で食べていただきたいという想いで作られた1品。口溶けの良いソフトな食感の生地に中身は白あんを使い、しっとりとしたほんのり甘い和菓子です。
和菓子って心が落ち着きますよね。
しっとりとした生地で、程よい甘さの優しい一品です。

9. 風月堂「ガトーバスク」
スペインとフランスの国境のバスク地方に伝わる伝統のお菓子で、石巻でスペイン菓子を作ることで、石巻とスペインのつながりを知ってもらいたいという想いで作られた1品です。
サクサクの生地と、中には甘酸っぱいいちごのコンフィチュール(ジャム)を入れてしっとりとした食感が楽しめます。


午後のおやつに、紅茶と食べたいお菓子です。
サクサクとした生地で中のイチゴのコンフィチュールが良いアクセントです。

風月堂
石巻市綿町5-14
TEL 0225-96-4713
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10. 富士製菓舗「チョコレートとオレンジのブリオッシュ」
スペインと石巻地域をつなぐ食材を引き立てるようなパンをテーマにして作り上げた、ブリオッシュ。卵、バターを多く使用し、柔らかく仕上げてあります。
ふわふわな生地でオレンジがとっても良いアクセントでした。

11. 富士製菓舗「チョコナッツフルーツ」
「みんなに食べてもらいたい」という想いをもとにチョコレートを題材に考えた末、相性のいいフルーツミックスを使用。
チョコレートと相性の良い、フルーツミックス、ローストピーナッツやアーモンドスライスなどが一度に楽しめるようになっています。

チョコレートとナッツ、ドライフルーツという最高の組み合わせ。
とても贅沢なパンです。


富士製菓舗
TEL 0225-24-0832
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 12. ベーカリー 市「海を渡る贈り物」
支倉常長の偉業によってつながったスペイン、支倉の勇気と困難に挑む姿に感銘し、感謝の気持ちを込めて作られたのがこの品です。食材をいっぱい積んだ船を表現したいと考え、スペインの郷土菓子カタラーナを作り、その土台をクッキー生地で船の形に見立てています。
帆尾は、お店の名前「市」と書かれたホワイトチョコレートです。
トマトの顔、チョコレートでできているお店の名前の帆が飾られ、
見た目から味まで楽しめる可愛らしいスイーツです。

ベーカリー 市
TEL 0225-25-7260
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 13. 萬楽堂「伊達なリング」
サン・ファン・バウンティスタ号の船体についている伊達の家紋「九曜紋」を、パンを使って表現しました。ヨーロッパ地方で食べられている田舎パン(パン・ド・カンパーニュ)という固いパンの生地に地元の山形屋のみそを使用し、和カンパーニュになっています。
カンパーニュが和風に!斬新なアイディアですが、
クセになる味でした。

14. 萬楽堂「トマティーナ」
スペインバレンシア州の町部ニュールで行われているトマト祭り(ラ・トマティーナ)から名前をとっているように、パンは赤い色をしています。
生地にはトマトパウダーを使用し、セミドライトマトを練り込んであります。トマト本来の酸味と風味がでた1品です。


町中がトマトだらけになるトマト祭りのように赤いパン。
ほのかにトマトの味がするふわふわのパンです。

萬楽堂
TEL 0225-22-3348
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15. 洋菓子 ル・カフェ「三陸 海の幸クッキー」
石巻港町を思わせる海の食材を使用したクッキーです。
支倉常長が石巻から出航する時には、石巻だからこそ味わえる海の幸を食して出航したに違いない! ということから、海の幸を使って表現しました。
サクサクのクッキー生地の中には磯の食材がそれぞれ入っています。
石巻産海老、青のり、たらこ、万石浦の岩塩と、現在4種類の味が発売されています。
一瞬「え?!!」思うくらい斬新なクッキーでした。
それが、食べてみるとクセになるんです。

16. 洋菓子 ル・カフェ「伊達土産 パステルローフ」
香り高いチョコレートと着色料を使わず本来の色・香りを生かした抹茶(宇治抹茶)、フレッシュいちご100%のピューレを3段にしてパウンドケーキに仕立てました。和と洋との調和が込められたスイーツです。

3種類の味が一気に楽しめる素敵な一品!
身体に優しい、米粉のパウンドケーキです。


洋菓子 ル・カフェ
石巻市恵み野1丁目3-8
TEL 0225-23-8823
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そして、お菓子と一緒に緑茶を飲みたいときは、塩竈市にある矢部園茶舗さんの「桃生茶」がおすすめです。
桃生町の茶畑で「日本最北限」ともいわれるお茶です。東北でも茶畑があるんです!!
まろやかで、ホッと温まる緑茶でした。
桃生茶を配ってくれていたのは、
宮城県東部地方振興事務所の内海章さん
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コンテストの賞は、洋菓子、和菓子、菓子パン部門、さらに審査員特別賞があり、
その中からグランプリが選ばれました。
16品の中からグランプリを受賞したのは、洋菓子 ル・カフェ三陸 海の幸クッキーでした。
ル・カフェについて、詳しくは後日紹介します
受賞
(左から)
審査員特別賞 えくれーる 「石巻 海と大地のグルメタルト」
洋菓子部門 洋菓子 ル・カフェ 「海の幸クッキー」
菓子パン部門 萬楽堂 「伊達なリング」
和菓子部門 菓匠 あん味菓(有)アンジェリーナ「苺乳菓 月いちご」





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石巻地域とスペインをつなぐスイーツ。
今回集ったスイーツは石巻の魅力あふれるものでした。

そして、コンテストの審査員として参加した人たちも、素敵な想いが込められたスイーツを堪能して、顔が自然と笑顔になっていました。

スイーツの力はすごいですね!!
石巻の製菓店やパン屋さんは、地元の食材を生かした商品をたくさん販売しています。
ぜひ、気になるスイーツがありましたら、お店へ行ってみてください。
きっと、宮城の味、石巻の味を楽しむことができます。

(取材日 平成26年9月17日)