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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年11月6日木曜日

2014年11月6日木曜日8:00
kaiiです。
東日本大震災後、沿岸被災地域には「集まれる場所」が少なくなりました。気仙沼市もその一つです。

気仙沼市の内湾地区。気仙沼観光桟橋から徒歩5分ほどの気仙沼市南町2丁目に、平成26年8月シェアオフィス「co-ba(コウバ) KESENNUMA」が開業しました。



「気仙沼復興商店街 南町紫市場」の近くのこの場所は、震災前、飲食店が立ち並ぶ気仙沼市の繁華街でした。
飲食店だった建物を自分たちで半年かけて改装し、「co-ba KESENNUMA」は営業を開始しました。

このシェアオフィスは、東日本大震災の後、福島県でボランティア活動に携わり、平成23年6月に気仙沼市で活動を始めた愛知県出身の杉浦恵一さんが、気仙沼の復興の後押しになればと運営会社を立ち上げて始めたものです。

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震災から3年7カ月。

杉浦さんは「元気があれば、気仙沼の役に立てると思っていたけれど、これからの町の復興には、専門職や特殊な能力をもった人たちの力が必要だと感じています」と話します。

杉浦さん(右)

オフィスの名前「co-ba」は工場を表します。
「モノつくりが工場で始まるようにオフィスco-baを起点に新しいビジネスが展開され、気仙沼の復興の後押しになればと思います」と杉浦さんは話します。

本棚などの収納スペースも充実しています



シェアオフィス「co-ba KESENNUMA」には、テーブルと100個を超える本棚、コピー機などの事務機器があり、調理ができるキッチンも備えています。

「co-ba」にはキッチンも設置されています


震災後、集まれる場所が少なくなった気仙沼市内で、映画の上映会やコンサートなどのイベントが開ける場所としても重宝されています。

オフィスとしての利用の申し込みも多いといいます。

神奈川県から来ていた男性は「気仙沼にボランティアに来ると必ずこのオフィスを訪れ仕事をしています」と話していました。

杉浦さんは、平成23年11月11日に「ともしびプロジェクト」を立ち上げ、キャンドルの製造販売を通じて地元の人の雇用にも一役かっています。



杉浦さんは、今後のオフィスの運営課題は、稼働していない時間のオフィスの活用の充実だと話しています。

一方でシェアオフィスである強みとして、「オフィスを使う人のつながりが新しい仕事につながることで、本当の復興につながるのではないか」と話し、「気仙沼の復興に携わるひとり」としての意気込みも話していました。

シェアオフィス「co-ba KESENNUMA」
http://ima210.com/co-bakesennuma/

問い合わせ先:杉浦恵一さん 080-3651-6969


復興の道を歩んでいく時、様々な問題や課題をクリアーしなければなりません。人口減少が進む中で、多くの人の集まり交流する「シェアオフィスco-ba」から「新しい仕事」が生まれること期待しながら杉浦さんのお話を伺いました。

(取材日 平成26年9月30日)