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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年11月30日日曜日

2014年11月30日日曜日10:30
こんにちは、にゃんこです。

先日、イベント情報でお知らせした「支えあい復興文化祭 ~創る、つながる!!~」
10月30日、31日と2日間にわたり開催されました。

今日はその模様をお伝えしたいと思います!

2014年10月22日 水曜日
みんなの笑顔がつながる「復興文化祭」開催。自慢の作品を見に行こう!

主催は「社会福祉法人仙台市社会福祉協議会」の中にあり、「みなし仮設」に入居している方などの支援活動を行っている「中核支えあいセンター」です。

3回目の開催となる今年は、作品展や演芸発表会、手作り体験コーナー、喫茶コーナーと内容も充実。
連日多くの人でにぎわっていました!

布のストラップやコースター、折り紙の羽子板・羽根の壁飾りが
作られる手作り体験コーナーも大人気! 


お正月の飾り物に加えたい羽子板・羽根の壁飾り。
贈り物としても喜ばれそう

中核支えあいセンターの菅原恭子さんにお話を伺いました。

「この催しは今年で3回目の開催になります。初年度は被災された方から出された作品を私たちが展示しました。昨年は初めて実行委員を募り、司会や受付などをしていただきました。来場者の方々との交流を通して、より生き生きとした姿が見られたときはとてもうれしかったですね。その時実行委員をしてくださった方の中には、復興公営住宅の自治会長になられた方もいらっしゃるんですよ。
今年は参加してくださる実行委員の方もより増えて、昨年よりもさらに“自分たちの会”という認識で意欲的に動いてくださいました。発表会に出る方たちも、今までは支援に来る方たちの演技を見る“観客”であったのが、今年は自ら“出演者になりたい!”と勇気を持って参加してくださいました」

作品展には、「手芸サロン」、「支倉サロン」、「いぐね・おぢゃっこの会」、「南光台コミュニティセンターサロン」など、支えあいセンター主催や地域の団体と一緒に活動している9つのコミュニティサロンで作られた手芸作品や飾り物など、約100点もの作品が展示されました。

手芸サロンの皆さんが手掛けた「ステンドグラスキルト 三部作」。
「今まで応援してくださった皆さんに、感謝の気持ちを込めて
製作しました」



実行委員長である松本茂さんは、
「昨年まではコミュニティサロンに参加している方のみの作品でしたが、もっとたくさんの人に参加してほしい、復興文化祭のことを知ってほしいと思い、今年はサロンに参加していない一般の方にも呼び掛けたんです。14名の方が参加してくださいました。作品には皆さんそれぞれの“復興・再生”のテーマが込められています」

一人ひとりが心を込めて作られた作品をココロプレスでもご紹介したかったのですが、ご本人の許可を得られていないとのことで今回は掲載することができませんでした。

落ち葉や木の実を使って作った可愛らしいクリスマスリース、年中おりおりの行事を立体的に折った折り紙で表現した飾り物、着物をリメイクして作った電気スタンド、お釈迦様を表現した切り絵など、そのアイディアと手の込んだ作品の数々にただただ驚くばかりでした。

また、津軽三味線やとっくり踊り、フラダンス、日本舞踊、マジック、シャンソンなどバラエティに富んだ演芸発表会も大盛況。

六郷地区の「井土寿会」に伝わる「とっくり踊り」

フラダンスを披露した「荒浜フララ」のみなさん

萱場くみ子さんのマジックは驚きの連続!
拍手喝采でした
若林閖上会の皆さんは、その地に古くから伝わる民謡を披露。
代表の方の挨拶には
「閖上地区は津波で壊滅的な被害を受け多くのものを失いました。ここに参加している方も家族や友人を亡くされた方がいらっしゃいます。私も妻と車で逃げているとき津波に飲み込まれましたが、なんとか助かることができました。
古里に帰れず仙台市民となった私たちです。これからもよろしくお願いします。
生きる、夢、希望、笑顔でこれからも共に頑張ろう!」

という力強いメッセージに会場にいらっしゃるたくさんの方が涙を流し、そして大きな拍手が沸き起こりました。

「被災した方々は個人的にもやらなければいけないことがいっぱいあります。でもそこから少し離れてこういったイベントに参加することも大切だと思うんです。それが『元気になったよ!』というメッセージにもなりますから。
また、今年は自分たちでやろうと31名の方が実行委員に立候補してくださり、積極的に活動してくださいました。これからも復興文化祭を続けて行けるよう、そしてたくさんの“輪”と“和”を広げていきたいと思っています」と、松本さん。

「私たちも、来た方も笑顔になって!!」
(左から)実行委員長松本茂さん、中核支えあいセンター菅原恭子さん
最後に「輪」、「和」を表現してくださいました!
この日なんだか温かな気持ちになって帰ったのを憶えています。
優しさ、勇気、強さ―参加者のたくさんの想いに触れることができました。

今後の予定についてはまだ決まっていないとのことでしたが、もし来年開催される際には、ぜひ皆さんにも参加し足を運んでいただきたいと思います。

(取材日 平成26年10月30日、31日)