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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年10月11日土曜日

2014年10月11日土曜日14:18
こんにちは、Chocoです。
東北の寒い冬に向けてじわじわと気温が低くなってきている今日この頃です。
スポーツの秋!
先月、第17回アジア競技大会が韓国で開催され、日本勢も日頃の練習の成果を大会で発揮していました。

そんな中、女川町にダンスの先生がやってきました。

今回は、スポーツの秋にちなんで、2人の若いダンスの先生と女川の子どもたちの出会いを紹介します。

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8月末、
女川に2人のプロダンサーがやってきました。

千葉県出身のCHIHARUさんと神奈川県出身のC-ONE(しおね)さん

目的は、子どもたちにダンスを教えることです。

「子どもたちにダンスの楽しさ、体を動かす素晴らしさを伝えたい」
そう語るのは、19歳でダンス歴12年のベテランダンサーのC-ONEさんです。
2年前の3月11日前後、C-ONEさんは初めて東北を訪れ、被災地の現状を目の当たりにしたと言います。
「私が見た景色を両親に見せたいと思い、その年の夏に同じルートを回りました」
当時、高校生だったC-ONEさんは、被災地へまた行こうと思っても学校生活もあり、なかなか再び行くという機会がありませんでした。
「連絡が取れていても実際行くことができず、2年が過ぎてしまいました。
だから卒業して、絶対行こうと考えました」


「自分には何ができるか」
被災地を訪れる人たちの多くが自分自身にそう問いかけます。
C-ONEさんの場合は、ダンスでした。
「ダンスは、自分にとって楽しいものでもあり、自己表現ができるもの」
だからこそ、女川でダンスを教えたいという強い想いがありました。

そして、その想いに賛同した友人のCHIHARUさんと共に今回、女川を訪れることになりました。
「自分がダンスをやっていて楽しいから、それをみんなと分かち合えたら良いという思いで女川へ来ました」
と話すCHIHARUさんはC-ONEさんと高校の同級生で、ダンス歴は15年でこちらもベテランダンサーです。
現在、ダンスの大会やオーディションに出場するだけでなく、子どもたち向けにダンス教室を開いたり、インストラクターとして活躍しています。
東北は初めてというCHIHARUさんは、テレビでしか見たことがなかった被災地を実際に自分の目で見たとき、ジーンとさまざまな感情が込み上がってきたと言います。
「行く場所では、『来てくれて、ありがとう』と声を掛けてくれる人や、
とても親切にしてくれる人たちがたくさんいました。
本当に、地元の人たちの温かさを感じました」
被災地の現状を見て、また地元の人たちとのふれあいを通して思いました。

「2年前とは変わったと思います。
当時は私が通った道には、ガレキや山積みになった車が多くのところで見られました。
立ち入り禁止の区域になっていてもそのまま放置されているところがすごく多く感じました。けど、2年後来てみて、ガレキや山積みの車もなくなり、撤去作業するためのクレーン車も多く見えました。
何より一番びっくりしたのは、女川駅が再建されていることでした。
女川の人ではないけれど、やっとそこまで来たんだな・・・と考え深い想いでした。
その反面、仮設住宅に暮らす人が多く、まだまだ不便なことがあると思うので、これからも応援していこうとあらためて強く思いました」

そして女川小学校で始まった、ダンス教室。
3日間の休み時間や放課後などを使って子どもたちにダンスを教えました。
毎日、約30人以上が来て、ダンス教室を楽しんでいました。
「子どもたちのパワーはすごい。
女川にはダンスをやったことがない人たちばかりなのに、経験者かと思うくらい上手な子や楽しくやっている子どもたちもいました。
疲れたと言っている子も音楽が流れるとすぐ踊り出していました」
1人の男の子は「将来ダンサーになる!!」と2人に話していたそうです。
子どもたちとダンスを通して繋がった2人は、うれしそうに3日間を振り返りました。

今回、ダンサー2人の想いに協力してくれたのが女川小学校の青山修司教頭先生です。
「子どもたちの表情が全く違いました。
子どもたちはダンスに憧れているから、知らず知らず楽しくやって運動ができているということは一番良いと思います」
と、2人のダンス教室を見守りながら、お話ししてくれました。
最終日のダンス発表会、
クラスの友達や地域の人たちが集まりました。


その中で、子どもたちは3日間練習した成果を発揮しました。
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C-ONEさん
「皆さん、よく頑張りました。
3日間でダンスを覚えて、人の前で披露することは普通のダンサーでも難しいことです。
みんな一生懸命やってくれて、踊りたいと言ってくれて、うれしかったです。
何よりも皆んなのかわいらしい笑顔をみれて、楽しんでくれて本当にありがとうございました。私たちも女川へ来てよかったと思っています。
また来るから覚えていてくださいね!」

CHIHARUさん
「3日間すごくみんな頑張ってくれて最後に踊ったときもとても感動しました。
出会えて事に感謝します。ありがとうございました」



子どもたちと笑顔で別れた2人、
「ワークショップをやったのも今回だけとは考えていません。
何度も来て、「あのときの踊っていた人だ」と覚えてくれればうれしいです。
何よりも地元の人たちとともに復興していく段階を私も見続けていきたいと思っています」

「輝く笑顔をありがとう」
       C-ONE CHIHARU
C-ONEさんには、何よりもダンスの楽しさを伝えたいという想いが強く、指導者としてダンスを続けていくという夢があり、
CHIHARUさんには、今までお世話になった人たちの分まで優勝を目指して大会等にたくさん挑戦して、表現していきたいという夢があります。
ダンサーでも色々な道がありますが、2人に共通することは、「ダンスが好き」ということ。

1つのことを一途にずっと見つめ、極めることはなかなか難しいと思います。
多くの人は、挫折したり、目移りしたりしてしまうことが多くあります。
C-ONEさんとちはるさんは、ずっとまっすぐにダンスを見つめてきている人たちです。
その2人のまっすぐな想いが今回、子どもたちに伝わったのだと思います。

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実は、このダンス教室には、続編があります。
どんな続きかは、後日お伝えします。
お楽しみに!!

【C-ONEさんとCHIHARUさんのダンサー経歴】

C-ONE

・中京テレビ 

『スーパーチャンプル』出演

・日本テレビ

『SUGAR HILL STREET』出演
・YOU THE ROCK☆バックダンサー『R-festa』『B-BOY PARK』『LIVE JAM』『RHYTHM BEAUTY COLLECTION』出演
・ZEEBRA バックダンサー『X-TRAIL JAM IN TOKYO DOME』出演
・『TOMI-E 銀座個展』ダンサー出演
・『〜史上最強の移動遊園地 〜DREAMS COME TRUE WANDERLAND 2011』 東日本(@味の素スタジアム)黒ドリ⁈ダンサーズ出演
・『Ms.OOJA Special LIVE2011』
ダンスショーケース出演
・『PEOPLE POWER 3.11(@仙台)』ゲスト出演
・bjリーグ千葉JETS オープニングアクト
・IKSPIARI MUSIC & DANCE Festival 出演
・DANCE@LIVE SHOW CASE出演
・MORI TOWN STREET DANCE CONTEST 優勝
・movement AWARD'07 ベストキッズダンスチーム受賞
――――――

CHIHARU
・MADFOOTモデル
・TUBEバックコーラス
・『ナオト・インティライミ アリーナツアー2012 〜ツアーって言っても横浜と大阪の2ヶ所だけだけど…。背伸びしたってええじゃないか!師走にお祭りしたってええじゃないか!〜』バックダンサー出演
・D- SHOCK 優勝 
・HAISAI 2011 in OKINAWA -5th ANNIVERSARY ジュニア部門 優勝 
・Soulm8 DANCE CONTEST優勝
・ATTACK予選通過
・グランドソウル予選優勝
・movement 決勝優勝
・グランドソウル決勝3位
・U-15 CREW BATTLE JAPONE TOKYO優勝

(取材日 平成26年9月30日)