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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年10月7日火曜日

2014年10月7日火曜日8:00
kaiiです。

東日本大震災から3年6カ月。
秋風が吹く気仙沼の町も確実に復興へと歩みを進めています。

ここに何があったのか?
この場所に何が建っていたのか?

少しずつ思い出せなくなってきました。

東日本大震災の大津波と津波火災で大きな被害を受けた気仙沼市鹿折地区も急ピッチで土地の嵩上げ工事が進められています。

気仙沼市鹿折地区は土地の嵩上げ工事が進められています
うず高く土砂が積み重ねられています
(平成26年9月18日撮影)
震災前、水産加工場などが建っていた海岸地域は、震災後、地盤沈下したため、大雨や高潮などで浸水していました。

嵩上げ工事前の土地は満潮時には冠水することがしばしばでした
(平成24年10月13日撮影)
その地域の嵩上げ工事も進み、新しい区画に工場が建ち始めました。

新築工事中の缶詰工場
(平成26年9月18日撮影)
大型漁船の第18共徳丸が打ち上げられていた場所の近くには、町の復興の様子を見ることのできる見学台が2年間限定で設置されました。

震災から1年7カ月後の鹿折地区には大型漁船
第18共徳丸が打ち上げられたままになっていました
(平成24年10月13日撮影)

第18共徳丸が打ち上げられていた場所の近くに設置された
鹿折見学台
(平成26年9月18日撮影)
工事現場では、大型トラックや重機が慌しく動いています。

鹿折唐桑駅付近の工事現場の様子
(平成26年9月18日撮影)


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大島架橋の建設、三陸自動車道の整備が進められている地域では、山林の伐採と住居の移転のための解体工事が進められています。

集団防災移転と大島架橋アクセス道の工事が進む地域は山林の伐採が進められています
(平成26年8月24日撮影)
新しい土地を開発するために大型重機やトラックが動くことで舞い上げられるホコリに、近隣住民からは「洗濯物を外に干せない」などのクレームが上がり、散水車での散水作業が頻繁に行われています。

午前4時半頃から、工事現場では作業が始められています。

被災して仮設住宅で生活している人たちは、1日も早く安心して暮らせる住居へ移住することを願っています。

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復興へと向かう町。変わりゆく風景。

漁船の係留場の様子
(平成26年8月24日撮影)
生まれてから同じ町で暮らしていながら、震災前の町や地域の記憶が薄れています。

少しずつ風景が変わっている気仙沼魚市場付近の様子
(平成26年8月24日撮影)

そして確実に高齢化が進んでいること、人口が減っていることを感じています。

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私の95歳の伯母がぽつりと言った
「おら(私は)こんなところ(仮設住宅)からあっち(彼の世)さぁ、逝きたくないな」
高齢の方々は私たちが思うよりも切実に伯母の様な思いでいるのだと思います。

復興の町。その町が人の笑顔のあふれる町であることを祈っています。

(取材日 平成26年9月18日)