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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年9月17日水曜日

2014年9月17日水曜日10:32
kaiiです。
復興屋台村気仙沼横丁にある「大漁丸」は分厚い刺身が自慢のお店です。
女将の菊地幸江さんの元気な笑顔がお客さんを出迎えます。

感謝の心を大切に商売を続けている菊地幸江さん
「うちのお父さん(親方)はね。30年以上もマグロ船に乗っていたから、おいしい魚が分かるのよ。刺身はね、切り置きすると味が落ちるからね。お客さんにおいしいもの。本物を提供するために切り置きはしていないの」
「本当においしいもの。本当においしい魚を食べられてこそ気仙沼に来た甲斐があるでしょう」
幸江さんは自慢の海鮮について笑顔で教えてくれました。

店の外に貼られたメニューの写真
「私は大島出身だから、大島のおいしい魚介類も提供しています。夏は殻に入ったウニがお通し、なんてこともあるし・・・このお通しには気仙沼の人も驚きますよ」
とてもお茶目な笑顔でそんな話もしてくれました。

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そんな元気いっぱいの幸江さんですが、東日本大震災では大切な家族と自分の命を失うところでした。
幸江さんは東日本大震災の時の様子をゆっくり話し始めました。

「東日本大震災の時は気仙沼魚市場のすぐ近くにある河北新報ビルにいました。大きな大きな揺れに、とっさに”津波が来る!”と思いビルの2階に避難しましたが、2階にも津波が押し寄せたため屋上まで避難しました。その時ビルには100人ほどの人が避難していました。気仙沼湾では津波火災が発生しました。津波でその火が近づいて来る怖さは今も忘れません。
翌12日、津波が退いてやっとビルから出ることができました。家族や親戚の安否を2日間昼夜探し続けました。3日目に家族の無事を確認できた時は安心しました」


店の中には全国から訪れたお客さんの写真が貼られています

「震災前は、鹿折でホルモンの店を経営していました。商売をやめて少しして東日本大震災に遭いました。これからどうしようかと思っていた時に、気仙沼屋台村復興横丁がオープンすることになりました。抽選での入居と聞いて申し込んだら運よく当たって、お父さんと店を開けることなりました」

夫の正男さんと営む大漁丸はいつも大繁盛です。



壁には全国から正男さんと幸江さんを訪ねて来るたくさんのお客さんの写真が貼られています。

地酒を中心に全国のおいしいお酒が揃っています
「仮設商店街ですので、あとどのくらいの間商売が続けられるのかは分かりませんが、できる間は続けて全国から気仙沼に来るお客さんをもてなしたいと思います」と幸江さんは話します

幸江さんの夢はふるさとの気仙沼市大島で「海の家」を開くことです。多くの人に大島の魅力を感じてほしいと幸江さんは話します。
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幸江さんとお話していて「幸江さんとは仕事抜きでもう一度会いたい。ゆっくり話してみたい」と思いました。
人の魅力とはそういうものなのだと思います。

おいしい気仙沼の分厚い刺身を楽しみに出掛けてみませんか?


気仙沼 漁師料理 大漁丸
気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村気仙沼横丁
TEL.090-7562-3515 090-2888-2011
http://tairyo-maru.com/


(取材日平成26年6月26日)