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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年8月7日木曜日

2014年8月7日木曜日17:00
石野葉穂香です。

7月12日、岩沼市押分地区にある岩沼「みんなの家」で、開設一周年を記念する「みんなの夏祭り」が開催されました。

岩沼「みんなの家」は、「せんだいメディアテーク」や「大館樹海ドーム」などの設計で知られる世界的建築家・伊東豊雄氏をはじめ、50を超える法人や個人の支援によって建てられた、被災地支援のための施設です。


夏空の下、一周年を迎えた岩沼「みんなの家」


運営を行っているのは「インフォコム株式会社」。同社における東北地方初の活動拠点でもあります。
詳しくは過去記事をご一読くださいませ。

2014年3月20日 木曜日
地域の笑顔が集う「みんなの家」(岩沼市)




岩沼「みんなの家」がオープンしたのは昨年(2013)の7月10日でした。
この間、「みんなの家」では、地域の皆さんが栽培した野菜を週末に持ち寄って開催される「産直野菜販売会」が行われているほか、収穫祭や芋煮会、クリスマスパーティ、餅つき大会といった季節ごとの地域交流イベントも開催され、書道教室、ネイルアート教室、ママさんバレーチームの定例会などなど、さまざまな祭事や催事が行われてきました。


週末は、地域のみなさんが育てた四季の野菜の直売も行われます

地域の皆さん同士の寄り合いの場として、そして外から来られる方々との交流の場として、大いに活用されてきました。

「ほんとうに、さまざまなイベントが開催されてきた一年でしたね」とおっしゃるのは「インフォコム株式会社」の富澤信隆さんです。

「〝集いの場〟として大いにご利用いただいています。地域の方からも『みんなの家』」という場所があるから〝何かしようか〟〝何かやろうよ〟という気持ちになるんだって、そうおっしゃっていただいています。


お祭り開始時間直前。
やきそばの準備中でした


岩沼「みんなの家」がある地域は、昔ながらの農家と新しく造成された住宅地が「同居する」エリア。古くからの「社会」と、若くて新しい「街」が溶け合っていこうとしている地域の真ん中に、岩沼「みんなの家」は、あります

この「家」は、親子で集える家、お年寄りと子どもたちが縁側で並んで座れる家、畳の上で一緒に遊べる家、出会える家、しゃべれる家・・・。

子どもたちのお下がりの服を交換しあったり、若いお母さんが地域のおばあちゃんからお料理のコツを教わったり。

和室前の縁台はみんなの社交場です

地域の皆さんは言います。
「ここに来れば誰かしらいる」「子どもたちの元気な声や明るい顔にも出会える」と。
「公民館とは違う。ここは〝家〟なんだよね。〝みんなの家〟なのサ」
地域を家族に変えてしまう、不思議なくつろぎと居心地のよさがあるのです。

「7月12日からは軽食の販売も開始しました。ソフトクリーム、ジュース、コーヒーなどです。この先、地域の皆さんからアイデアをいただいたら、ランチなども提供できるようになるかも知れません。ますます居心地のいい〝家〟になっていってほしいですね」(富澤さん)


軽食の提供も始まりました。


さて、この日の「みんなの夏祭り」は、午後4時にスタート。
浴衣を着た子どもたちもたくさん遊びに来て、ヨーヨー釣り、射的、くじ引きなどを楽しんだほか、かき氷や綿あめコーナーには長い列ができました。

















「お祭りは子どもたちが喜ぶんダ。そんな子どもたちの喜ぶ顔を見て、大人たちも喜ぶ、うれしくなれるんダよね」。おばあちゃんがうれしそうにお話しくださいました。

地域のみんなが集い、みんなの声が集まって、やがて地域には新しいお祭りなども生まれるのかもしれません。


みんなが笑顔でピース!


〝あんなことしたいね〟
〝こんなことしようよ〟

みんなでつくる「みんなの家」から、新しいコミュニケーションのカタチ、コミュニティのスタイル、アイデア、提案が、これからもたくさん生まれてきそうです。

(取材日 平成26年7月12日)