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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年8月13日水曜日

2014年8月13日水曜日9:46
こんにちはエムです。


ご紹介しましたように「NPO法人ガーネットみやぎ」は、他の地域に比べると支援の届きにくい亘理町・山元町を中心に、現地の声を聞き、必要に応じたきめの細かい支援活動を展開してきました。

2014年8月10日 日曜日
立ち上がれ!地元パワー[前編](村田町、山元町、亘理町)
http://kokoropress.blogspot.jp/2014/08/blog-post_10.html

山元町での「KDDI東北総支社社員ボランティア活動」:平成26年3月1日
(画像提供:ガーネットみやぎ)

支援内容は驚くべきことに、商工会広告代理店人材派遣会社コーディネーター(中間支援)などに匹敵する数種類の事業をこなしているのです。

「活動している中で人脈が広がり、相談の内容によって他の団体につなげることができるようにもなりました。現在はコーディネーターの仕事が多くなっています」

そう語るのは「NPO法人ガーネットみやぎ」(以下:ガーネットみやぎ)の発足人であり理事長の澁谷直美さん。

「ガーネットみやぎ」は震災直後から活動し続け、現在では山元町や亘理町では困ったことがあると真っ先に名前が挙がるようになっているようです。
支援してほしい人や、支援したい人や団体にとって「ガーネットみやぎ」が頼れる存在として認められているということに他なりません。

「やまもと語りべの会」へヘルメット物資支援:平成26年
(画像提供:ガーネットみやぎ)

澁谷さんの活動に共感した仲間や応援してくれる人も徐々に増えています。
平成25年4月には 「NPO法人」として体制を整え、現在、正会員16名、賛助会員102名、ボランティア30名のメンバーがいます。宮城県内はもちろん関東や関西などからも登録があります。

しかし澁谷さんと同程度に活動、対応ができるメンバーはまだ見つかっていません。
活動資金の慢性的な不足のため、有償のメンバーは澁谷さん1人。他のメンバーはそれぞれ別の仕事を持ちながら、できる範囲で協力してくれています。
必要経費しか捻出できない状況の中、澁谷さん自身もアルバイトをしながらNPO業務のほぼ全てをこなしています。

「スポーツランドSUGO復興市」出展:平成26年
(画像提供:ガーネットみやぎ)

「週3〜4日で動いてくれるスタッフを確保できないのが苦しいところですね」

資金不足の苦しい状況が続き、もう辞めようと思ったこともあったと言います。そんな中、澁谷さんを動かしているのは一体何なのでしょうか。

「私はよく友人や家族から『生活が苦しいんだからちゃんとした職業に就いて働いたら』と言われます。でも、若い時から『自分がつらい時こそ人のために』という考えを持っていました。
誰でもつらい時は自分の事しか考えられない状態になります。でもその時こそ敢えて人のために何かする。回りにいる人の誰かのために動くことによって、自分の考えが変わったり、心が満たされたりすることが多いと思うんです」

人生の最終目標はホスピスを作ることと語る澁谷さん。
ホスピスとは、行く場所の無い人が最終的に行くいわば「死を迎える家」。
幼い頃にテレビのドキュメンタリーで見たマザーテレサが憧れの人という、澁谷さんの真っすぐで曇りのない心が、この支援活動の原点なのだと感じました。

「ガーネットに関わることで自分が救われる」
メンバーの中には、そんな感想を持っている人もいるようです。

「もっと、県内の若い人に参加してほしい。
1日のちょっとした時間を地域の事に関わるだけで、充実感が全然違います」

賛助会員募集中!! (ナタリーは澁谷さんの愛称です)

仮設住宅での暮らしは3年と数カ月が過ぎ、住民の方の様子には年々疲れたような、諦めに近い反応を感じると言います。

「今は世代によって行く場所や動ける範囲の違いも出てきました。平日の仮設住宅にいる人は少なくなっています。それに伴って課題そのものが個人の問題に移行してますし、表面に出てこない(出せない)ために見えにくくなっています。
課題が見えにくくなっているのと比例して、募金も集まりにくくなりました。

まだまだ復興への道のりは長いですが、1日も早く『復興支援します』という団体が必要なくなるのが理想ですね」

やっていて良かったと思えるときは? との問いに、
「どんな結果でも『ありがとう』は言えます。相談されたことに取り組み、
行動したことで、自分が納得できる結果が出せたときは一番うれしいです」

「ガーネットみやぎ」に今後求められているのは、もともと地域が持っているものを生かすための「町づくり」「産業振興」などの活動だそうです。

「そういった地域支援ができる段階に移るのが現時点での目標です」と、最後に澁谷さんは言いました。


「ガーネットみやぎ」のように地域に密着し、きめ細やかな支援活動をしてくれる団体は、これからの被災地ではますます求められるでしょう。
澁谷さんが言うように、真の復興のためには宮城県内や地元の人が立ち上がり、活動を通して被災者自身が自立することなのではないでしょうか。

1人でも多くの力が集り、大きなパワーになることをココロプレスでも応援していきたいと思います。

「ガーネットみやぎ」のメンバー:平成26年2月「ものづくり交流会」
(画像提供:ガーネットみやぎ)

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◆ 寄付金のお願い ◆

「NPO法人ガーネットみやぎ」では、支援活動に賛同する皆さまからのご協力を求めています。
寄付金はおいくらからでも結構です。


「NPO1周年記念活動報告会」:平成26年5月
いちご姫ナタリー」に扮する澁谷さん(右)
(画像提供:ガーネットみやぎ)
【寄付金受付口座】
ゆうちょ銀行 02230-1-12661

ちゅうちょ銀行以外の金融機関からは
銀行名:ゆうちょ銀行
支店名:229支店
当座預金:0126610

※ 振込手数料はご負担ください。
※ 「NPO法人ガーネットみやぎ」より受領書を発行します。


◆ 賛助会員募集中 ◆

個人賛助会員 年会費一口   3,000円(何口でも可)
団体賛助会員 年会費一口 50,000円(何口でも可)
※「NPO法人ガーネットみやぎ」より受領書・寄附証明書を発行いたします。


その他、お問い合わせなど詳しくは下記を参照ください。

「NPO法人ガーネットみやぎ」ホームページ
http://garnet-m.net/

facebook
https://www.facebook.com/garnet.miyagi

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「実りの象徴」という意味を持つ天然石ガーネット。
目標に向かいコツコツと努力して成果を実らせて、成功へと導いてくれると言われています。大きな困難を前にしても忍耐力を与え、前向きに乗り越えるサポートをしてくれる天然石です。
「NPO法人ガーネットみやぎ」の名前にはこんな復興活動への強い思いが込められています。

(取材日 平成26年7月22日)