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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年8月18日月曜日

2014年8月18日月曜日13:08
kaiiです。
優しい灯りでお客さんをお迎えしているカフェ・バー「Sea Candle Coffee」は、気仙沼駅から徒歩3分ほどの場所にあります。

気仙沼駅から徒歩3分のところにある
カフェ・バー「Sea Candle Coffee」
「船を港の灯りが迎えるように、気仙沼駅に降り立った観光客を自慢のコーヒーで迎えたい」
とオーナーの後藤秀治さんは話します。



観光客の方々を「自慢のコーヒー」で迎えたいと話す
オーナーの後藤秀治(ごとうひではる)さん


後藤さんのお店「Sea Candle Coffee」は平成26年4月29日に開店しました。


「Sea Candle Coffee」外観


明る過ぎず暗過ぎない10席ほどの店内には、挽きたてのコーヒーの香りが漂います。

店内には気仙沼の地酒なども並べられています

キャンドルの灯りをイメージさせる明るさのお店の中には、優しさが漂います。

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後藤さんは東日本大震災前、神奈川県で植木職人として働いていました。
東日本大震災が発生し、気仙沼で暮らすお母さんの安否を確認しようとしましたが、お母さんと連絡をとることができませんでした。
2日後の平成23年3月13日、お母さんのことが心配だった後藤さんは神奈川から気仙沼まで車で戻り、お母さんの安否を確認することができました。
海から少し離れた場所で生活していたお母さんは無事でした。
しかし、震災後一人で暮らすお母さんのことが心配で、毎月気仙沼に帰郷するようになりました。

毎月帰郷するようになると、後藤さんの中で「故郷気仙沼」と自分が育った古町地域に対する思いが変化していきました。


後藤さんのお店のある古町地域は
気仙沼駅のすぐ近くです



「ここで生まれた者として気仙沼で、そしてこの古町地域で自分ができることでこの地域を活性化させたい」
この地域で何かしたいと思うようになりました。20年ほど前まではたくさんの子どもが走り回りにぎわいのあった気仙沼駅前の地域は、人口の減少と少子化、高齢化が進んで静かな地域になっています」

「駅前のにぎわいがもう一度この地域に戻ってきてほしいです。そのために自分ができることを精一杯していきたいです。ローカル線での旅は時間が空いてしまうことがあります。そんな時ふらっと寄って寛げる場所にしてほしいです」
後藤さんは話します。




後藤さんはこの地域で自分にできることを考え始めた時、自分には「大好きなコーヒー」と「音楽」があることを思いつき、このお店を開店しました。
後藤さん自慢のコーヒー豆

大漁旗の生地でお母さんが手づくりしたクッション
気仙沼らしさと海への後藤さんの思いを演出しています

店内に飾られた友人のイラスト

後藤さんのお店のクッションなどは、お母さんの手づくりの品や知人や友人が思いの込められた手づくりの小物がたくさん使われています。

その一つ一つの手づくりの小物たちの優しさと後藤さんの穏やかさがマッチして、居心地の良さを醸し出しています。

港に灯るキャンドルの灯りをイメージした
「Sea Candle Coffee」のロゴ


気仙沼駅前で「おいしいコーヒー」と「優しさの灯り」を探してみてください。



「復興」のために「自分」ができること。
自分という「主語」でみんながそれぞれできることをコツコツと積み重ね、大きな力となって「復興への道」をみんなで支え合って歩んでいけることを祈っています。


(取材日 平成26年7月2日)