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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年8月19日火曜日

2014年8月19日火曜日9:56

石野葉穂香です。

7月26日に開催された「志津川湾夏まつり福興市」の続きです。

2014年8月17日 日曜日
復活の花火 明々と 志津川湾夏まつり福興市(南三陸町)
http://kokoropress.blogspot.jp/2014/08/blog-post_30.html

この日37回目の開催となった「福興市」に、遠く岡山県から29回も参加くださってる「超常連」さん,
笠岡市の「明日への架け橋kasaoka」の皆さんを紹介させていただきます。

7月26日、南三陸町へ駆けつけてくださったのは9名の皆さんです。

笠岡市から南三陸町までは、中国道、名神、北陸道、磐越道、東北道・・・を経由して、片道約1300㎞、15時間もかかります。
でも、皆さんはいつも、ワゴン車に乗り合わせ、主に男性陣が運転を交代しながら、夜通し走り続けてやって来られるのだそうです。

往復約2600㎞、29回も通ってくださったのですから、その走行距離は、合計でなんと7万5400㎞!
このパワー、この想い。本当にうれしいかぎりです!

そもそものキッカケはこうでした。

南三陸町の商店街は、震災前から「全国ぼうさい朝市ネットワーク」に加盟していました。
これは、この組織に加盟する各地の商店街が〝もしも〟の災害に遭ったとき、物資を融通するなどしながら助け合い励まし合おうという趣旨で結成されたネットワークです。


「明日への架け橋kasaoka」の皆さん (5月25日の「第35回福興市」で撮影)
前列左から、くらしき作陽大学2年生の小谷早那さん、同じく矢吹萌さん、
「明日への架け橋kasaoka」の上一枝さん。
二列目左から南三陸町商工会商業部会の及川善祐さん(帽子の方)、
福興市実行委員長の山内正文さん
そして後列は、左から塩出大道さん、山脇節史さん、笠岡市役所勤務の守屋基範さん
岡山県庁勤務の小野亮さん、〝南三陸に恋した男〟大阪の内木渡さん
なお、小野亮さんについては、過去記事 → http://kokoropress.blogspot.jp/2014/03/blog-post.html
・・・も併せてご覧ください。

震災直後「全国ぼうさい朝市ネットワーク」は、直ちに南三陸町を支援してくれました。
笠岡市の本通商店街も、このネットワークに加盟していたことから、2011年の4月29日と30日に志津川中学校で行われた第1回目の「復興市」にも参加。

多くの地域を応援したいけれど、すべての地域へ向かうことは困難です。
笠岡市の皆さんは、初めに訪ねた南三陸町へ、以来、ずっと訪れて、特に子どもたちの笑顔のためにと、毎回楽しいゲームや出し物を用意してくださっています。
(次の写真4枚は、すべて5月25日の写真です)










そして、今回の企画は「サマークリスマス」。ゲームはもちろん、子ども限定のカクテルやパフェをご用意くださって、南三陸町の子どもたちと楽しい時間を過ごしました。


真夏のクリスマス!? 子どもたちもサンタさんにびっくり

パフェ(左)と3種類のカクテル。もちろんアルコールなしです



そして、さらに今回は、一昨年、昨年に続いて「南三陸町に浴衣を送ろう!プロジェクト」も実施。
笠岡市をはじめ、岡山県そして全国の方から届けられた浴衣110着を持って来てくださいました。
浴衣だけでなく、腰紐、帯、下駄もセットです。

会場には特設の着付け会場も用意。その場で浴衣に着替えた方々が、色取りさまざまな夏姿を福興市会場に咲かせていました。


浴衣姿って、やっぱり夏の祭りを艶やかに彩ってくれますね


「〝街の元気は市場から〟ということで、震災から2週間後の2011年3月24日、私たちは南三陸町に第一陣を送りました。その後の福興市にも何度も参加させていただき、ご縁はどんどん広がっていきました」
とおっしゃるのは「元気笠岡推進協議会」会長の加藤秀夫さん。
「笠岡も港町。南三陸とは似ていますね。この町の皆さんが、いつも前向きに頑張っていらっしゃる
姿に、私たちはいつも逆に励まされているのです」

笠岡市の皆さんは、夏休みや春休みには、バスをチャーターして岡山の高校生の皆さんと一緒に仮設住宅を訪問するなど、街の人ととの直接の会話やふれあいも行っています。

着付けを行う上一枝さん。元美容師さんなのだそうです

「南三陸町へ浴衣を送ろう!プロジェクト」担当の上一枝さんからも
「福興市がある限り、私たちは南三陸通いを続けます。応援や支援にも段階があって、これからは、町の人たちがやりたいことをする段階。そのお手伝いをしていきたいです」
と、心強いメッセージをいただきました。

子どもたちの笑顔もいっぱい咲いた夏の日でした(写真提供/内木渡氏)


さて、38回目の福興市は、2014年8月30日、「八幡川かがり火福興市」として、志津川で開催される予定です。

会場で、笠岡市のブースを見かけたら、ぜひお立ち寄りください。
今回もまた、親子で楽しめる企画を運んで来てくださっているはずです。

(取材日 平成26年5月25日、7月26日)