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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2014年7月18日金曜日

2014年7月18日金曜日7:32
kaiiです。

新緑と雨だれの音を感じたいと、温泉郷としても有名な宮城県大崎市鳴子(なるこ)町へ出掛けました。

鳴子町は江戸時代、出羽・羽後両街道の要所で、尿前、鍛冶谷沢、中山、鬼首(おにこうべ)に宿駅があり「玉造四駅」として栄えました。
尿前の関から山形県の堺田までの約8.9kmが「おくのほそ道(遊歩道)」として整備され、天然林の山道を散策することができます。

鳴子は、松尾芭蕉の「おくのほそ道」の中で、「小黒崎みづの小嶋を過てなるごの湯より尿前の関にかゝりて出羽の国に越んとす」と一文が残されている温泉地です。

鳴子は峡谷美と紅葉が有名です
(撮影日 平成26年6月29日)

今回は国道47号線側から入山し、全長約1.5kmの大深沢遊歩道を40分ほどかけて散策しました。



松尾芭蕉が「おくのほそ道」を旅した「五月雨の時期」の散策は緑がとてもきれいです。

雨に濡れた緑がとてもきれいです





モミジなどの広葉樹の美しい緑を感じながら、少し水かさの増した小川のせせらぎの音、流れる雲や小鳥のさえずりなどを楽しみました。

倒木も峡谷美を演出しています




せせらぎは雨上がりで少し水かさが増していました。

せせらぎの上には小さな橋がかかっています
風情があります


遊歩道の途中の東屋で一休み。コケむした壁と山肌に群生したシダが「静けさ」を演出しています。




自然の中に違和感を感じさせずに建っている東屋
風情を感じます

おくのほそ道について説明が書かれた案内板も設置されています


今は遊歩道が整備されていますが、芭蕉翁は梅雨のこの時期、わらじを掃いた足を泥に滑らせながら山形まで歩みを進めたのかもしれません。

傘をさして散策を楽しむ人もいました


緑に隠れて見えないせせらぎの音を写真では伝えられないのが、とても残念です


ゴールの「鳴子峡レストハウス」までもう少し。少し息が上がっています。


道端には「アジサイ」がきれいに咲いていました

「『熊』注意!」の看板が立っていましたが、クマには遭いませんでした。



絶景の写真ポイント」との看板に促されて写真をパチリ!
1時間ほど、雨が小止みの間の散策でしたがとても気持ちよかったです。


鳴子名物の「栗だんご」


帰りは鳴子温泉郷にある日帰り温泉に入って、名物の「栗だんご」をいただきました。
みたらし団子の中に、クリがまるごと一つ入っていて、とてもおいしかったです。

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宮城北部地震と東日本大震災で地震被害の大きかった大崎市鳴子も少しずつ復旧が進んでいます。

津波被災地の気仙沼から観光に訪れた70代の男性は、
「俺たちは自分たちの津波被害ばかりを嘆き話しがちだけれど、内陸の人だって大変だったんだよな。3年で2回も大きな地震にあったんだもんな」
と話し、復旧の様子を眺めていました。

紅葉の時期には全国から多くの観光客が鳴子を訪れます。紅葉も素敵ですが、五月雨に濡れる鳴子峡の美しさとおいしい「栗だんご」を楽しみに鳴子に出掛けてみてはいかがでしょうか。

(取材日 平成26年6月29日)